お笑いコンビ・EXITの兼近大樹、ぺこぱの松陰寺太勇、ハナコの岡部大が、きょう18日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『THE突破ファイル』(毎週木曜19:00~)の再現ドラマで、刑事役を演じる。

  • (左から)兼近大樹、岡部大、松陰寺太勇=日本テレビ提供

ある日、大規模な振り込め詐欺グループが摘発を受け、グループをまとめる店長・花巻(加藤諒)が取調室に送り込まれてくる。花巻が自白すれば、組織解明の糸口がつかめるのだが、“ダンマリ地蔵”の異名を持つ花巻は完全黙秘を貫き、てこでも動かない。

「フォもしろい! 相手は知能ファン(犯)か!」と息巻く東大卒のエリート・松陰寺刑事を筆頭に、見た目はチャラいが熱血漢の兼近刑事、ちょっぴりドジな人情派の岡部刑事の3人は、それぞれの個性を生かし、あの手この手を使って花巻の口を割らせようとする。だが、手の内のすべてを花巻に見透かされ、取り調べは一向に進展せず…。

そんな中、花巻は青森出身で、実家がりんご農家であることを突き止めた3人。「何かいい方法は…ん? そうか! ベーオカ(岡部)さん、インジ(松陰寺)さん、ヤツの心を動かせるかもしれない!」という兼近刑事のひらめきをきっかけに、3人は一発逆転を狙い、ある行動に打って出る。若き刑事たちは、知能犯を改心させ、自白を引き出すことができるのか…。

最大の見どころは、三者三様の若手刑事にふんする岡部・松陰寺・兼近の熱演。オープニングでは、刑事ドラマのタイトルバック風に3人が紹介され、スタジオ一同は大興奮。MCの内村光良も「木曜夜7時に(新しいドラマが)始まるの!?」とツッコミを入れるほどのスタイリッシュな映像が展開される。

また、3人が朝のあいさつを交わす物語冒頭のシーンは、カットを割らずに長回しで撮影されており、見応え十分。難易度の高い撮影に何度かテイクを重ね、カットの声がかかると拍手が起こるほどの一体感で無事OKに。その甲斐あってか、サンドウィッチマン・伊達みきおも「すごくかっこいい撮り方だね」と絶賛する。

そしてスタジオでは、岡部の演技力の高さにも称賛が集まり、EXIT・りんたろー。は「岡部の言葉って、一言一言刺さりますよね」と感心しきり。さらに、ずる賢い詐欺グループのリーダーになりきった加藤諒の怪演にも注目だ。

再現ドラマはこのほか、好評シリーズ「突破レスキュー」と「伝説の張り紙」と新作が登場。

「突破レスキュー」は、119番通報をもとに出動指令を出す「突破消防本部通信指令室」の救助隊員を、ぺこぱ・シュウペイが演じる感動作。「伝説の張り紙」では、近隣トラブルの突破劇を紹介し、近所迷惑も省みず自宅で歌い踊るEXIT・りんたろー。を、同じマンションの下の階に住むハナコ・菊田竜大が、会心の一言をしたためた張り紙で懲らしめる。