きょう11日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『THE突破ファイル』(毎週木曜19:00~)では、第7世代の芸人たちがCGアニメ&イラストで登場する。

  • (左から)アニメ化された岡部大、兼近大樹、松陰寺太勇=日本テレビ提供

今回は、新型コロナウイルスの影響で、人気コーナー「突破交番」のロケが不可能に。そこで、出演者をCGアニメ&イラストで表現するという代替策をスタッフが考案。番組初のピンチをいつもとは一味違うアプローチで“突破”することになった。

CGアニメは、EXIT・兼近大樹、ぺこぱ・松陰寺太勇、ハナコ・岡部大が各キャラクターの動きを熱演したものをモーションキャプチャーで記録し、三次元的映像で表現。松陰寺が「生身だとあの速さで動けないです」と言うほど、首から下だけが激しく動く衝撃映像にスタジオは爆笑。顔はなぜか静止画のままというシュールさにも注目だ。

CG、アニメ、実写が混ざった表現に、MCの内村光良は「まさにアメリカンポリス(英語、日本語、吹替えが入り乱れる突破劇が毎回話題になっている)状態。癖になるかも」とくぎ付け。レギュラー出演者のサンドウィッチマンは「(内容が)全然入ってこない」と笑いが止まらず、しばし言葉を失っていた内村が「慣れていこう。テレビの前の皆さんも慣れていこう!」と呼びかけるひと幕も。

イラストのシーンは、子供も多く視聴する番組ということで、カッコよくもどこかかわいらしいタッチに。少女漫画顔負けのイケメン二次元キャラクターとなった3人の芸人に注目が集まる。

兼近は「それぞれの良さが出ていて、みんなめっちゃカッコよくなってる。僕は何の違和感もなく見れましたよ。グッズにしたら売れるのでは?(笑)」とまんざらでもない様子。松陰寺は「フォレよりも動けているフォレは誰なんだ…? という気持ちになりました。CGさえあればフォレは永遠だ。ピューウ♪」。岡部は「ちょっと細身に描いていただいたようで、顔が真ん丸じゃなかった。視聴者の方は岡部と認識してくれるでしょうか…」と感想を述べた。

コーナー後半では伊達みきおが「これ、すごい視聴率を取るんじゃない?」と興奮気味に語り、内村も「チャンネル回してて絶対“あれ!?”って思うよね」とCGアニメ&イラストの「突破交番」に太鼓判を押している。