タレントの指原莉乃が、14日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、拉致被害者・横田めぐみさんの家族が開いた会見について語った。

指原莉乃

指原莉乃

横田めぐみさんの父で、拉致被害者家族会初代代表の横田滋さんが5日に87歳で亡くなったことを受け、母・早紀江さん、めぐみさんの双子の弟・拓也さんと哲也さんが9日、都内で会見を開いた。

番組内でこのことが取り上げられ、指原は「YouTubeにノーカット版があったので見ました」と明かし、「一番思うことがあるはずの3人が、早紀江さんが『ありがとうございます』といろいろなところに感謝の言葉を言って、拓也さんと哲也さんの力強い言葉を聞いて何も思わない日本人っていないなって思ったんですよね」と率直な感想を述べた。

また、特に印象的だった言葉について「(拓也さんと哲也さんが)『一枚岩になって』と言うところ」と挙げ、会見を通して「私が知るのも遅かったと思うんですけど、なるべく早くこの問題をもっとみんなが考えていかなきゃいけない」と改めて実感。

そして、「今の若い子は国外のことに目を向けるようになって関心を持ったりしている」と若年層の変化に触れ、「それは間違いなくすばらしいことだとは思うんですけど、やっぱり国内にも目を向けなければいけないことがまだあると思っているので、私はこの問題はもっと若い人たちも知らなければいけない、知らなくてもいいことじゃなくて、『知らなくてはいけないこと』なんだろうなと思いました」と結んだ。

指原は番組放送後、「先ほど番組でお話しした会見のフルです。たくさんの若い人に知って欲しい、見て欲しいです」と会見の動画付きでツイート。「自分の家族だったら? 友達だったら? 色んなことを考えると思います」と投げかけている。