2018年1月に引退を表明した元音楽プロデューサーの小室哲哉氏が、11日深夜に放送されたTOKYO FM『TOKYO SPEAKEASY』(毎週月曜~木曜25:00~26:00)に出演した。

小室哲哉氏

対談相手の社会学者・古市憲寿氏から「2年以上ぶりに公共の場に来たわけですけど、これは復帰というわけでもないんですか?」と聞かれると、小室氏は「うん。あくまでもお友達の秋もっちゃん(秋元康)がやってる番組だから」と返答した。

そして古市氏が「この2年以上、何していたんですか」と聞くと、「2018年ぐらいは、何やったか覚えてないくらい記憶が飛んじゃってる。ピアノに1度も触っていなかった」と小室氏。「で、2019年くらいになってから、アートに音をつけてみるみたいなことをし始めた。あと、去年の秋ぐらいから『建築に音楽をつけるのも面白い』と考えるようになって、それくらいからピアノを弾くようになった」と告白した。

また、小室氏は「秋もっちゃんから『曲、書きませんか?』とLINEが入っていて。断ることもできるけど、すごく熱く語ってくれたので」と言い、楽曲を作り始めていることも明かした。

そして、あらためて古市氏から復帰の可能性を問われると、小室氏は「はっきり言えるのは、少なくともメディアには年齢も年齢だし、そういうところに出ていくつもりはまったくゼロなのね」としつつ、「ただ楽曲っていうのは、若干違うかなと心のどこかで思っているかもしれない」と語っていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。