名古屋鉄道は、1980(昭和55)年6月5日に全線開業した知多新線の40周年に合わせ、「知多新線全線開業40周年記念入場券」を発売する。新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から予約販売方式とし、6月5日から予約開始する。

  • 「上野間駅」「野間駅」記念入場券

  • 「内海駅」記念入場券と「小野浦駅(仮称)」レプリカ入場券

「知多新線全線開業40周年記念入場券」は、富貴駅、上野間駅、美浜緑苑駅、知多奥田駅、野間駅、内海駅の記念入場券と、「小野浦駅(仮称)」のレプリカ入場券1枚のセット。入場券には現役車両だけでなく、パノラマカーなどの引退した車両もデザインされている。「小野浦駅(仮称)」はかつて知多新線の野間~内海間に開業する計画があった幻の駅で、実在しないため、入場券としては使用できない。発売額は1セット1,020円。販売数量は最大1,000セットとされている。

購入予約は6月5~21日に名古屋鉄道ウェブサイトから1人1回限り可能。予約した人には、6月26日までにメールで購入可能日が届く。応募多数の場合は抽選となり、当選者に通知が届く。メールが届いた人は購入可能日以降に富貴駅か知多奥田駅で購入できる。購入可能日は7月11日以降で、10月1日までに購入しない場合は自動キャンセルとなる。自動キャンセルによる残りが出た場合、抽選で落選した人を対象に再度抽選を行い、当選者に購入できる旨を連絡する。