名古屋鉄道は犬山線布袋駅付近の鉄道高架化工事の進捗にともない、5月30日の始発列車から下り線を高架に切り替え、運行開始する。

  • 布袋駅付近下り線高架切替えの概要図

高架切替え作業は5月29日の終列車後、5月30日の初列車までの間に行う。上り線は2017年6月から高架本線に切り替えて運行しているため、5月30日から上下線とも高架線での運行となる。

これにより、約1.8kmの事業区間内にある6カ所の踏切が廃止に。布袋駅のホームは上り・下りともに高架上となり、西口と東口にある旧改札口は1カ所に統合される。下りの地上仮線と仮駅は廃止となる。下り線の高架切替え後も、引き続き地上仮線の撤去や留置線の高架工事を進め、事業全体の完了をめざす。