婚活支援サービス・パートナーエージェントは5月13日、結婚願望がある25~44歳の未婚女性を対象とした「結婚相手の年収」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2020年3月5~6日、有効回答は2,400人。

結婚相手に求める年収、最低金額は「301~400万円」

  • .結婚相手に、どのくらいの年収を求めたいですか?最低限の金額と理想の金額を教えてください。婚活支援サービス・パートナーエージェント調べ

結婚したいなと思う相手ができた場合に相手の年収は気にするか尋ねたところ、「気にする」は55.8%で、このうち「できれば結婚前に相手の年収を確認しておきたい」との回答は23.2%。反対に「気にならない」は18.7%だった。

結婚相手に求める年収を年代別に調べると、最低金額はどの年代でも「301~400万円」が最多(各3割超)。一方、理想の金額は25~29歳と30~39歳では「401~500万円」(2割超)、40~44歳では「501~600万円」(22.9%)が最も多かった。

結婚相手の年収について「最低限の金額」「理想の金額」をイメージした基準を聞くと、「自分の年収を基準にして考えるとこのくらいかなと思った」が38.9%、「結婚後の生活やマネープランについて具体的にイメージした上で判断した」で22.9%と続いた。

結婚後の働き方については、「結婚しても仕事は続けるが働き方を変えたい」が32.5%でトップ。次いで「結婚しても今の仕事を続けたい」が24.0%と続き、「育児のために一時的に退職し、その後復職したい」(5.0%)を合わせると、計61.5%が何らかの形で仕事を続けたいと考えていることがわかった。

相手が家事育児をしっかり分担するなら、年収が平均額より多少低くても結婚するかと尋ね、年代別に比較したところ、25~29歳では過半数の63.3%が「結婚したい」と回答。同調査では、「若い世代は、結婚相手に高収入より家事育児能力を求めているようだ」と推測している。