スパークス・アセット・マネジメントは11月13日、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2019」を発表した。調査は2019年10月23~24日、ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員で、20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女1,000人を対象に行われた。

調査結果は次の通り。まずは、「夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか」聞いたところ、「妻が主導で行っている」(54.7%)、「夫が主導で行っている」(24.8%)、「夫婦別々に管理している」(20.5%)となった。

  • 夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか

また、夫婦の預貯金の残高を年代別で聞いてみると、「20代」(230万円)、「30代」(363万円)、「40代」(550万円)、「50代」(1,036万円)、「60代以上」(1,612万円)となり、全体の平均額は758万円となっている。

  • 夫婦の預貯金の残高の平均

次に、「自身の毎月のおこづかい金額(=ひと月に自由に使えるお金)」を聞いてみると、「1~3万円未満」(39.1%)、「3~5万円未満」(20.3%)、「1万円未満」(15.0%)、「5~10万円未満」(13.3%)、「0円」(6.9%)、「10万円以上」(5.4%)となった。

また、男女・年代別に平均額をみると、「20代男性」(26,300円)、「30代男性」(28,960円)、「40代男性」(35,960円)、「50代男性」(53,360円)、「60代以上男性」(43,420円)となり、「20代女性」(20,100円)、「30代女性」(14,460円)、「40代女性」(23,220円)、「50代女性」(23,040円)、「60代以上女性」(22,510円)となっている。

  • 自身の毎月のおこづかい額

続けて、パートナー(夫・妻)に隠して「へそくり」をしているか尋ねると、全体では「している」(41.6%)、「していない」(58.4%)となった。

そして、男女・年代別にみると、へそくりしているのは、男性では「30代」(45.0%)が最も高く、女性では「50代」(50.0%)が高い結果だった。

  • へそくりをしているかどうか

更に、へそくりをしている人に金額を聞いたところ、「男性」(149万円)、「女性」(238万円)となり、平均は193万円となっている。

  • へそくり額の平均

また、「パートナーのどのようなお金の使い方に腹が立つか」を聞くと、「値段を気にせず買い物をする」(16.9%)、「安いからといってよく考えずに買い物をする」(13.7%)、「あればあるだけ使う」(12.7%)、「相談もなく高額な買い物をする」(12.1%)、「欲しいものがあるとすぐに買う」(12.1%)、「安いスーパーではなくコンビニで買い物をする」(12.0%)、「何にお金を使ったのか把握していない」(10.9%)、「趣味や好きなものにお金をかけ過ぎる」(9.3%)、「長続きしないもの(趣味など)にお金を使う」(8.8%)、「見栄を張って高価なものを買う」(5.1%)となった。

  • パートナーのどのようなお金の使い方に腹が立つか

そして、男女別にみると、男性は、「安いからといってよく考えずに買い物をする」(13.6%)、「値段を気にせず買い物をする」(11.6%)、「相談もなく高額な買い物をする」(10.0%)、「欲しいものがあるとすぐに買う」(8.4%)、「何にお金を使ったのか把握していない」(7.8%)となった。

また、女性は、「値段を気にせず買い物をする」(22.2%)、「あればあるだけ使う」(18.6%)、「安いスーパーではなくコンビニで買い物をする」(17.2%)、「欲しいものがあるとすぐに買う」(15.8%)、「趣味や好きなものにお金をかけ過ぎる」(15.4%)となっている。

  • パートナーのどのようなお金の使い方に腹が立つか(男女別)