東急電鉄は23日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う利用状況を踏まえ、大井町線有料座席指定サービス「Qシート」を4月27日から当面休止すると発表した。

  • 「Qシート」車両を連結し、大井町線を走行する6020系

大井町線では、平日夜の大井町駅19時31分発・20時29分発・21時21分発・22時27分発・23時10分発、長津田行の急行5本において、7両編成のうち1両(3号車)を「Qシート」車両とし、有料座席指定サービスを提供していた。

4月27日以降、「Qシート」は休止となるが、5本とも大井町発長津田行の急行として、通常通り7両編成で運転されるという。また、始発から終電までダイヤの変更もなく、全列車において通常ダイヤで運転される。「Qシート」の営業再開については、感染拡大状況や利用状況などを考慮して決定し、改めて発表される。