大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は22日、今後も大阪市民にさらなる不要不急の外出自粛を促すため、4月25日から5月6日までの土曜日・日曜日・休日・祝日についても、土・日・休日ダイヤの2割程度を減便すると発表した。今回も相互直通運転を行っている近畿日本鉄道と阪急電鉄の協力を得て、中央線と堺筋線を含む全9路線で実施する。

  • 地下鉄(Osaka Metro)御堂筋線など9路線でゴールデンウィーク期間中に列車を減便。御堂筋線と相互直通運転を行う北大阪急行線は通常通り運行される

大阪市高速電気軌道は4月11・12日と4月18・19日に土・日・休日ダイヤの2割程度の減便を実施。4月11・12日と比べて4月18・19日の乗車数は約10%減ったという。しかし、現在も予断を許さない状況が続いているため、さらなる不要不急の外出自粛を促すため、4月25日から5月6日までの期間も運行本数の減便を実施する。

土・日・休日ダイヤの2割減便を実施する日は4月25・26・29日と5月2~6日。対象路線は御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、ニュートラムの全9路線となる。

中央線と相互直通運転を行う近鉄けいはんな線も、同じ期間に長田~生駒間で一部列車の運行を取りやめる。堺筋線と相互直通運転を行っている阪急京都線(京都本線・千里線)も、高槻市駅・北千里駅から天下茶屋駅へ運転される普通の一部が運休に。御堂筋線と相互直通運転を行う北大阪急行線では、御堂筋線の減便を伴う土曜・休日ダイヤ適用日も、「千里中央駅・桃山台駅・緑地公園駅・江坂駅を発着する列車は通常通り運行いたします」(北大阪急行電鉄)とのこと。