アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める、映画『弱虫ペダル』(8月14日公開)の追加出演者が22日、明らかになった。

  • 上段左から坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎。下段左から菅原健、井上瑞稀、皆川猿時。

    上段左から坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎。下段左から菅原健、井上瑞稀、皆川猿時。

同作は累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画の初実写映画化作。連載は今年で12年を迎え、アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされている。地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬)が、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。

今回明らかになったのは、坂道が所属するチーム総北のレギュラーメンバー。坂道を自転車競技部に誘う同級生・関西出身の「浪速のスピードマン」こと鳴子章吉は坂東龍汰、総北高校自転車競技部の部長で、サングラス姿が高校生とは思えない異彩を放つ金城真護は竜星涼、金城と同じ3年生で玉虫色の長髪と独特のダンシング(立ち漕ぎ)が特徴の巻島裕介は栁俊太郎、同じく3年生でその筋力を生かした「肉弾列車」と呼ばれる走りを得意とする田所迅は菅原健が演じる。

また、自転車競技部の1年生で補欠ながら坂道やチーム総北を支える杉元照文役として井上瑞稀(HiHi Jets)、映画オリジナルキャラクターで、橋本環奈演じる寒咲幹の父・寒咲幸司役として皆川猿時が出演する。

チーム総北については、全員が永瀬廉とは初共演ながら、撮影前の自転車練習や長いロケを通じて、食事に行くなど、まるで本物の部活のような絆を深めた。永瀬は全員の出演解禁にあたり「皆で仲良く撮影を乗り切れてよかったです。寒い中過酷な撮影を通して本当のチームのような絆が生まれました! 後悔は総北メンバーのクランクアップの日に立ち会えなかったことですが、また集まれる日を心から楽しみにしています!」とコメントしている。

HiHi Jetsの井上は、舞台『JOHNNYS’ IsLAND』等で先輩の永瀬と共演しているものの、映画では初共演となる。最初は緊張の面持ちだったが、徐々に共演者たちと仲良くなり、クランクアップの日には思わず寂しさをこぼす場面も。皆川は、まさかの橋本環奈の父親役ということで、空き時間には親子ショットを撮影し「目の大きさがちょっと似てる!」とスタッフの中では盛り上がっていたという。

坂東龍汰 コメント

今回、弱虫ペダルに出演が決まったと聞いたときは本当に驚きました、まさか自分が弱虫ペダルに出られるなんて思っても無かったので…とにかく嬉しかったです。
実際に自転車にほぼ自分達で乗っての撮影だったので今までしてきたお芝居とはまた違う大変さがあり
毎日考えることが沢山でした。でも今回の撮影を通して本当にロードバイクが大好きになりました、
撮影が終わった今も乗りたくてたまりません。
鳴子章吉という熱くて真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただけたこと、青春を素敵なキャストの方々と一緒に作り上げられたこと感謝でいっぱいです。
映画館のスクリーンで疾走する姿、是非皆さま楽しみに待っててください!

竜星涼 コメント

高校生とは思えない存在感を放つサングラスをかけた部長・金城真護を演じます。
まだ寒い中、チーム総北は薄着で必死に走りました。いつのまにか私も初ロードレーサーから本物の選手へと変わり、絶対に諦めない男へと変貌していました。
今までとはまた一味違う役柄を劇場でお楽しみ下さい。

栁俊太郎 コメント

今回原作ファンとして、見た目も口調も印象の強いキャラクターなので巻島裕介をどう生身に落とし込むか
試行錯誤しました。
主人公である小野田坂道にとってとても重要な役どころだったので、
ミステリアスかつ秘めた熱い部分だったりを皆さんにお見せできたらと思い現場にのぞみました。

菅原健 コメント

「弱虫ペダル」のファンでもあったので、まさか自分が田所迅を演じる事が出来るとは、とても驚きました。
原作は、画や台詞を追うだけで息が切れそうになるくらい熱く激しい。
その熱量をスクリーンで皆様にお届け出来る事を嬉しく思います。
暴走の肉弾頭によるド迫力の走りは映画でも健在です!
是非、楽しみにしていて下さい!

井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.) コメント

杉元照文役をやらさせていただきました、HiHi Jetsの井上瑞稀です。
弱虫ペダルの原作は以前から読んでいたので、出演のお話を聞いた時は驚きと嬉しさでいっぱいでした。
実際にロードレーサーに乗っての撮影はかなり難しく、苦労することもありましたが、それ以上にキャストの皆さんとのコミュニケーションを取る時間が本当の部活みたいで楽しかったです!
ロードレースのスピード感、総北学園の青春を沢山の方に見て感じていただきたいです!

皆川猿時 コメント

えー、皆川猿時、49歳です。私、青春映画が大好物でございまして、はい。
そんなわけで、おじさんも若者たちの邪魔にならない程度にキラキラしてみました。
ギラギラもしくはギトギトしてたらごめんなさいね。

(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008