声優・小岩井ことりや桐谷蝶々が自宅での音声収録について自身のツイッターで呼びかけている。

  • 小岩井ことり

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、近頃の声優業界では、密閉空間で多くのキャスト・スタッフたちが密集するアフレコスタジオでの収録を不安視する声が多数上がり、いくつもの作品が収録中止の発表を出している。

そんな中、スタジオでの収録が難しい場合には環境が揃っている自宅での録音を呼びかける声優陣もいる。

イヤホン・ヘッドホン、DTMなどに造詣が深く、MIDI検定1級のライセンスを持つ声優・小岩井ことりは「ナレーションや台詞や歌など自宅でも収録してお送り出来ます」、「こんな時なのでスタジオ収録が難しい場合などお役に立てる事が御座いましたら所属事務所までご相談下さいませ」と呼びかけた。

「マイクはNEUMANN U87Aiや完全防音ブースもございます。48/24はもちろん 96kHz/32bit-floatなどでの納品も可能です。『Pro Tools』『Cubase』両対応です。プロジェクト丸ごとでの納品も可能です。プリはFOCUSRITE ISA430 mkII 他、UAD一式、アナログコンプはUNIVERSAL AUDIO 1176LN、NEVE 33609」と機材を紹介し、「出来る限り普段のスタジオに近い音づくりでお送り出来るよう努めますのでご相談下さい」とコメントを残している。

同じく声優の桐谷蝶々も、「今後もしかしたら家で収録する事も増えてくるかもしれませんね。もともと機材環境は整っています。自宅での音声収録、いわゆる『宅録』出来ますので何かありましたらご依頼ください」と呼びかけ、同様に「DAW Cubase Pro 10.5」「オーディオインターフェース RME BABYFACE Pro」「マイク RODE NT1A」と宅録素材について紹介している。

  • 桐谷蝶々
    撮影:西田航(WATAROCK)