お笑いタレントの明石家さんまが、4日に放送されたMBSラジオの番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土曜22:00~)で、新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった志村けんさんを悼んだ。

明石家さんま

さんまは、新型コロナウイルスの話題から番組をスタートさせ、「まだまだ長引く感じで」とコメント。「我々の仲間の志村さんが…」と志村さんの訃報に言及し、「その日かなりのLINEとメールで。志村さんはお笑いの仲間で、先輩なんですけど、『さんまさんは大丈夫か』『うがいしろ』って。今も続いているけれども、亡くなられたその瞬間からLINEとメールが…」と明かした。

その後、「本当に残念だったのは、実は2月の後半に『志村どうぶつ園』のディレクターから『出ていただけないでしょうか』ってオファーがあって、俺が動物だという設定でいかせていただきたいと」と、志村さんが“園長”を務めた日本テレビ系バラエティ番組『天才!志村どうぶつ園』から出演オファーがあったことを告白。

「断ってない。志村さんの番組やから絶対OKするけど、スケジュールがダメだった。ちょうど違う仕事が入っていたので行けなかったんですけど、そこに行っておけば本当によかったと。めったに志村さんと意外と会えないので。『スケジュール合ったときに行きますわ』って言って会えなかった。それが残念」と吐露した。

また、志村さんがザ・ドリフターズとして『8時だョ! 全員集合』に、さんまが『オレたちひょうきん族』に出演していた当時を振り返り、「我々は、ドリフターズという横綱がいるから、小結あたりでちょろちょろと変化のある相撲を取りながら『ひょうきん族』を頑張って。ドリフがいるから『ひょうきん族』があった」と回想。「胸を貸していただいていた人なので、本当に残念で仕方がない。ここから俺たちが向かっていかなあかんから。冥福をお祈りしたいと思います」と悼んだ。