ブイキューブとソースネクストは3月10日、テレワークソリューション分野で協業し、ブイキューブが提供するテレワークソリューションをソースネクストが持つチャネルを通じて販売展開すると発表した。今回の協業を通じ、日本でのテレワーク文化の定着をさらに加速させていくとともに、両社で新たなソリューションの開発に取り組む考えだ。

新型コロナウイルス対策の一環として、政府はテレワークの導入を推奨し、働き方改革に有効な手段の1つとして注目が高まっていおり、ソースネクストではこれらの背景を受け、テレワーク関連のソフトウェアサービス、ハードウェアをスピーディに提供していく方針を打ち出していふ。

一方、ブイキューブはこれまで企業のテレワーク、働き方改革の実現に向けて中堅企業から大企業に対してテレワークソリューションの導入を支援し、ソースネクストは個人、中小企業を中心とした販路と顧客層のため両社の強みを相互に補完し合うことで、事業シナジーを創出していく。

協業の第1弾として通話中のノイズを軽減するサービス「Krisp Pro」をソースネクストのオンラインショップなどで販売開始する。同サービスは、ディープラーニング技術を活用することで高水準のノイズキャンセリングを実現しており、SkypeやZoom、Slackなど600種類以上のアプリに対応し、ソースネクストの強みであるマーケティング活動を通じて製品を幅広く販売する考えだ。