JR東日本の中央線東小金井駅にて、3月16日から駅そばの調理工程を一部自動化する調理ロボットの実証実験がスタートする。JR東日本スタートアップと、調理ロボットサービスの開発を手がけるコネクテッドロボティクスの2社が、日本レストランエンタプライズ(NRE)の協力を得て実証実験を行う。

  • そばの湯で作業などを行うアームロボットイメージ

実証実験は東小金井駅構内の「そばいちnonowa東小金井店」にて、3月16日14時からスタート。生そばの茹で作業、洗い(ぬめり取り)、冷水での締めの3つの工程を自動で行うアームロボットを使用し、省力化と安定した味の提供をめざす。

ロボットは1時間あたり40食の調理が可能で、店舗全体の約8時間分程度、従業員約1人分の作業量を代替できることから、人手不足の解消や従業員の負担軽減などの効果が期待できるという。実験期間は4月15日までとなっている。

  • 実証実験を行う「そばいちnonowa東小金井店」

JR東日本グループでは、今回の実証実験の結果を踏まえ、NREが運営する駅そば店舗への本格導入をめざすとしている。