仕事でたくさん歩いた日や立ちっぱなしだった日は、夜になると足がパンパン……実はこれ、足だけでなく美しいお尻の形を保つうえでも大きく影響しているそう。ここでは、女性専用バスト&ヒップケアサロン「THE BEAUTIFUL」代表の中村ひろ美さんに、"立ち仕事とヒップの関係性"について、語っていただきます。

  • 立ち仕事は「美尻」に悪影響……!? ヒップの型崩れを防ぐ3つのポイント


仕事で1日中立ちっぱなし……そんな日は足の疲れや腰、背中にも負担を感じることが多いのではないでしょうか。体が疲れてくると、立ち姿勢もついつい乱れてしまいます。しかし、立ち方の癖がヒップの型崩れを招いている可能性があるのです。

サロンにいらっしゃるお客様においても、デスクワークの女性はヒップの筋力不足や潰れ、色素沈着などのお悩みが多いのに対し、立ち仕事の女性には独特のヒップの張りや筋力の左右差が多くみられます。

今回は、立ち仕事の女性に多いヒップのお悩みを元に、意識したい3つのポイントについてご紹介させていただきます。

立ち仕事の女性が気をつけたい3つのポイント

(1)片足体重にならないように気をつける
立っている時間が長くなると、ついつい片足に体重がかかりがちですが、これが癖になるとヒップの筋力に差が生じ、左右の大きさや形が変わってしまうことも……骨盤の歪みにも繋がるため、両足でしっかり立つように心がけましょう。

(2)ヒールを履く場合は太ももの張りに注意する
ヒールのある靴を履かなくてはいけない場合は、骨盤が前傾しやすく太ももの前面に体重がかかりやすくなります。そこで体を支えようとすると、太ももの前面の筋肉が発達し、モリッとした印象に。前傾の姿勢ではお尻も緩みやすいため、お尻の穴をキュッと締めるように骨盤を立て、お尻の筋肉も使うようにしましょう。

(3)膝を締めて外体重にならないように気をつける
いわゆるO脚の場合、体重が外にかかりやすいため、太ももからお尻が横に広がりやすくなります。外広がりを防ぐためにも膝を閉じるようにしましょう。膝同士をつけようとすると、膝が内側に入りやすくなってしまいます。そのため、足の親指側に体重の意識をむけ、内ももを近付けるイメージで、足からヒップを引き締めるように立つようにしましょう。

毎日の何気ない癖の積み重ねが、ヒップの形や印象の違いに繋がってきます。また、ヒップの筋力が弱いと、足で体を支えようとするため、足の筋肉太りも起こりやすくなります。トレーニングなどでヒップの筋力を鍛えておくことも大切です。