災害にたいする備えを日々投稿している「警視庁警備部災害対策課」のツイッター公式アカウント。身近な“アレ”の油を利用したランプ他、停電時に役立つ情報を再掲載。ツイートまとめとして公開していました。

ツナ缶の油を利用したランプ

  • 身近な“アレ”とは、ツナ缶でした

用意するものは、ツナ缶と、芯になる素材。アカウントでは「コーヒーのフィルタをこよりにして」芯を作ったとのことでしたが、以前に編集部で試してみた際にはティッシュを利用していました。

作り方は、軍手などで手元の安全を確保しながら、缶切りやキリなどで缶の中央に穴を開け、そこに芯となる素材を差し込むというもの。先端が1cmほど出るぐらいまで押込み、芯の先端まで油が染みてくれば火を付けることができます。

1~2時間ほど燃焼し、ランプとして使用した後には食べることも可能なので、災害時の備蓄用として“一石二鳥”のツナ缶は有用と言えそうですね。

一方で、地震の直後には粉塵などが飛散していることもあるため、火気は厳禁。そんなときにおすすめなのが「ペットボトルを使ったランタン」です。

ペットボトルを使ったランタン

防災バッグに入れておきたい懐中電灯。歩きながら足元を照らしたり、ものを探したりするときには便利ですが、水の入ったペットボトルを上に置くことで光を乱反射させ周囲全体を照らすランタンのように使うことができます。アカウントでも「火を使わないので安全です」とおすすめしていました。