新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、鉄道博物館、京都鉄道博物館、リニア・鉄道館などの施設が臨時休館を発表している。各施設とも3月中旬まで臨時休館とした上で、期間が変更となる場合もあるとしている。

  • 鉄道博物館(さいたま市)は3月15日まで臨時休館

鉄道博物館(さいたま市)は3月15日まで臨時休館とし、春休みイベント「てっぱく春フェス 2020」はすべてのイベントが中止に。企画展「全線運転再開記念 常磐線展」は開始日を3月16日に変更した。「JRE POINT導入&10倍キャンペーン」は導入日・10倍キャンペーン開始日を延期し、実施時期は別途告知する。

臨時休館にともなう各種入館券の取扱いに関して、「JRE POINT」入館引換券は有効期間を3月31日まで延長。その他の前売券は購入した店舗にて無手数料で払戻しを行い、「てっぱく年間パスポート」は「有効期間を今回の臨時休館日数分延長してご利用いただけます」としている。今後の開館時期や、企画展・各種イベントの中止・延期など、変更がある場合はホームページ等で告知するとのこと。

京都鉄道博物館(京都市)も3月15日まで臨時休館(変更の可能性あり)となる。休館期間中のチケットに関して、すでに購入している前売入館券は未使用の場合に限り、払戻しの対応が可能。セブンチケットについては対応が決まり次第、ホームページ等で改めて告知する。リニア・鉄道館(名古屋市)は3月17日まで臨時休館とし、期間を延長する場合もあると説明している。

これらの施設に加え、地下鉄博物館(東京都江戸川区)は3月16日まで、京急ミュージアム(横浜市)は3月17日までの臨時休館を発表。電車とバスの博物館(川崎市)も、新型コロナウイルスをはじめとした感染症の流行を受け、利用者らの安全確保の観点から臨時休館を発表しており、営業再開日に関して、「感染症の流行状況を考慮し、電車とバスの博物館ホームページ、公式ツイッター等でお知らせいたします」と説明している。