俳優の長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)で三河出身の農民・菊丸役を演じているお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、大河ドラマ初出演の感想や演じる菊丸への思いなどを語った。

  • 『麒麟がくる』
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  • 菊丸役の岡村隆史

岡村が演じている農民・菊丸は、神出鬼没で敵か味方かわからないが、常に光秀の危機を助けるという役どころ。9日放送の第4回「尾張潜入指令」では、斎藤道三(本木雅弘)の命により、明智光秀(長谷川)と菊丸(岡村)が、尾張・古渡城に潜入する。

岡村は「ぼーっとNHKに来ていたらどえらい仕事が舞い込んできました(笑)。『チコちゃんに叱られる!』をやっていてよかったです。朝ドラを狙っていたので、まさか大河ドラマでオファーがくると思っていませんでした。ビックリしました」とオファーを受けたときの衝撃を回顧。

「クランクイン初日はガチガチに緊張して真っ白になってしまいました。前日にセリフを完ぺきに覚えて臨んだのですが、本番が始まる前になるブザーの音が大きすぎて、セリフが全部飛びました。自分が考えていたキャラクター設定も間違っていて、『どないしよう!』ってなりました(笑)。いろんな方から声をかけていただき、『いつものバラエティーの感じでやってもらっていいんですよ』などアドバイスをいただき、なんとか落ち着きました」と緊張のクランクインを振り返り、「初日は『えらいもん引き受けてしまった』と、ゾッとしました。4回くらいで死んでもいいなと(笑)。大河には魔物がいますね」と語った。

そして、「菊丸は、単純で明るい農民です。息をのむような緊張感のあるシーンが多いですが、菊丸が光秀や駒と一緒にいるシーンはコミカルなので、菊丸が出てくるとほっと一息つける、そんなキャラクターになれればいいなと思っています」とメッセージ。「ただ、菊丸にはちょっと謎な部分もある気がして・・・スタッフさんに聞いてみたのですが、みんな目をそらして誰も教えてくれません(笑)。『歴史の勉強はしなくて大丈夫です』『そのままでいいです』と言われています」と、菊丸には秘密があるのではないかと考えているようだ。

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