女優の久保田紗友、岡本夏美、俳優の萩原利久、神尾楓珠、望月歩が出演するテレビ朝日のドラマ『鈍色の箱の中で』(毎週土曜 27:00~)が、きょう8日からスタートする。

  • 左から久保田紗友、萩原利久 -テレビ朝日提供

久保田と萩原は、このほどクランクイン。河原での“おんぶハグシーン”だったが、コートなしの制服姿での撮影とあって、ベンチコートやひざ掛け、ヒーターで暖を取りながらの撮影となった。

おんぶのシーンはカット数が多かったこともあり、色々な角度から撮影するために何度もおんぶをしなくてはならず、萩原に対して「基秋、大丈夫?」と監督が声をかけたり、久保田が気にして「ごめんね…」と萩原を気づかう場面も。それに対して、萩原は「大丈夫です!」と元気に答えていた。

幼なじみ4人と距離をとり、彼らを見下すような言動を繰り返す真田利津を演じる神尾は「挑発する役をあまり演じたことはないので新鮮で楽しい」と言いながらも、休憩中はムードメーカー的存在。以前から面識がある岡本が神尾の発言にツッコミを入れるなどして会話が盛り上がり、時折笑い声の聞こえるなど、和やかな雰囲気の中撮影は進んでいった。

  • 神尾楓珠 =同

また、体育館のシーンではバスケ部に所属している庄司悟(望月)と高校一のモテ男・本田先輩(宇佐卓真)の試合風景の撮影も行われた。望月は「この撮影のために、バスケの練習と体を鍛えることを頑張りました!」と語っていたが、特訓をした成果もあり、見事なドリブルを披露していた。

そして撮影の合間には、バスケ好きの萩原が乱入し、望月、宇佐と一緒にバスケで遊ぶ姿も見られた。

  • 望月歩(中央) =同

本作は、同じ分譲マンションに住む幼なじみの高校生たちの切なくも危険な偏愛ラブストーリーで、女子高校生・桜井美羽(久保田)を中心に、5人の高校生の複雑な感情が交錯していく。

物語のキーになるのは、高校生たちの揺れ動く気持ちを映し出すキスシーンの数々。「気持ちを押し付ける独りよがりのキス」「寂しさを埋めるだけのキス」などが、毎話クライマックスに登場する。