女優の浜辺美波と俳優の安田顕が、2月1日にスタートするテレビ朝日新ドラマ『アリバイ崩し承ります』(毎週土曜 23:15~)に出演する。

初共演となる2人。25歳以上の歳の差があり、初対面時に安田から「onちゃん(北海道テレビ放送のマスコットキャラクター)に入っていた」と聞いた浜辺は、「どういう意味なんだろう」と思ったという。

  • 左から安田顕、浜辺美波

    左から安田顕、浜辺美波 撮影:宮川朋久

しかし浜辺は「いろんなところで教えをくださる」と安田を感謝し、安田も「良い意味で年齢というもので判断してない」と語るなど、“バディー”として信頼し合っているようだ。

また、浜辺演じる美谷時乃の決めゼリフ「時を戻すことができました。アリバイは、崩れました」にちなみ、2人に「時を戻せるとしたらいつに戻りたいか」についても聞いた。

浜辺:あ、そのボールペン、すごくかわいいですね!

――これ、私物のonちゃんのボールペンなんですよ。

安田:あ、すごい! すごいね。

――浜辺さんは、安田さんがonちゃんの中に入っていたことはご存知なんですか。

浜辺:最初にお会いしたときに初めて聞いて、「どういうことなのかな」と1週間悩みました(笑)。そのときはあんまり深くお聞きできなかったので。

安田:各局のマスコットを持ちながら、ドラマをPRするスポットを撮影してた中で、onちゃんもあったんですよ。

浜辺:「入ってたんだよ」と言われて、どういう意味なんだろうと思いました(笑)。

安田:『水曜どうでしょう』っていう番組があって、もう20年以上も前の話なんだけど、ありがたいことにずっと応援してくださっている方がちょこちょこいらっしゃるんですよ。

■安田顕からのアドバイスに感謝

――私もその1人でございます(笑)。『アリバイ崩し承ります』でお2人は初共演ですが、共演してみていかがですか。

浜辺:私は誰に対してもそうなんですけど、最初は「どんなに怖い人なんだ」という悪い想像をしちゃうんです。でもお会いすると、みなさん良い人なので、ぐるりと良い方向に変わります。

安田:はあ~、その発想いいね。「この人は怖い人に違いない」というネガティブな発想から始まれば、だいたい良い人になるんだ。

浜辺:失礼ですし、最初はすごくビビっちゃうっていうのはありますが(笑)。今回、私が振り回す役ですけど、実際は背中を見てついていくような心持ちでやらせていただいています。

安田:ご一緒して分かるのは、見た目がかわいいのはみんな知ってるじゃないですか。でも、内面から出てくるかわいらしさはご一緒してないと分からないことだから、得だなって思いますね。

――以前、浜辺さんは「安田さんから寒さの中で上手にセリフを言うコツを教わりたい」とコメントしてましたが、何かアドバイスはありましたか。

浜辺:寒さのコツをお聞きしたんですけど、今年は暖冬で意外と暖かいんですよね。それはこれから試していきたいです。ほかにも、いろんなところで教えをくださる方です。

安田:いやいやいや、とんでもない。

浜辺:長いシーンで焦ってしまってセリフが早くなったり、いっぱいいっぱいになっちゃったりするんですけど、「このシーンは丁寧にやっていこう。このシーンだけ考えてセリフも全然ゆっくり言っていいんだよ」と落ち着かせてくれます。そこで我に返れるというか、元のペースに戻してくださって。いろんなところにまで目を配られているんだなと感じました。

安田:おかげで自分でセリフが入ってこない(笑)。

浜辺:いや、いっつも完璧です。