女優の三倉茉奈が、きょう23日に放送されるフジテレビ系ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』(毎週木曜22:00~)の第3話に出演する。
三倉が演じるのは、がん患者の母を持つ女性・田所歩美。歩美の母・木内陽子(朝加真由美)は、複数のがんを併発し、抗がん剤治療を受けていたが、何度も危険な状況に陥っているため、体への負担を考慮した心(松下奈緒)は、陽子に緩和治療を打診する。緩和治療への切り替えは死を宣告されるように感じる患者も少なくない中、陽子はすぐに承諾して「ホスピスで過ごしたい」と望む。できるだけ家族に迷惑をかけたくないためだ。
しかし、陽子の意志とは裏腹に「死ぬのを待てっていうんですか!」と抗がん剤治療の継続を迫る歩美。さらに、父・修造(遠山俊也)が「在宅医療をする」と言いだし、歩美は「まったく家事をやってこなかったお父さんに何ができるの?」と猛反発する。治療方針を巡り、家族がバラバラになってしまうが、心も思いがけない事態が待ち受けており…。
三倉は「母の治療方針を巡って家族と口論する時間は、とても苦しかったです。私の演じた歩美も、父も、姉も、母を大切に思う気持ちはみんな同じはずなのに、どうすべきかなんて簡単には決められず… 担当医である心先生への不信感も募って。モヤモヤして悔しい気持ちでいっぱいでした」とコメント。
「病との向き合い方に正解なんてないんだと、改めて感じました。その人らしい選択をしてもらいたい。この家族がどんな選択をするのか、ぜひ、見守ってください」と呼びかけている。
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