JR西日本は17日、春の期間(3月1日から6月30日まで)に運転する臨時列車について発表した。山陰方面の夜行列車として、ゴールデンウィーク期間に寝台特急「サンライズ出雲91・92号」を運転。「WEST EXPRESS 銀河」は5月8日にデビューする。
臨時列車の寝台特急「サンライズ出雲91・92号」は285系7両編成を使用。上り「サンライズ出雲92号」は4月30日と5月5日(始発駅基準)に運転され、出雲市駅を15時33分、岡山駅を19時49分に発車し、東京駅に翌日6時23分に到着する。下り「サンライズ出雲91号」は5月1・6日(始発駅基準)に運転され、東京駅を22時21分に発車し、岡山駅に翌日の8時48分、出雲市駅に13時7分に到着する。
「サンライズ出雲91・92号」ともに、東京~出雲市間の途中停車駅は横浜駅、大阪駅、三ノ宮駅、姫路駅、岡山駅、倉敷駅、備中高梁駅、新見駅、米子駅、安来駅、松江駅、宍道駅。車内販売はないとのこと。
新たな長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」は5月8日から9月まで、週末を中心に京都・大阪~出雲市間の夜行特急列車として運転。下りは京都駅を21時15分、大阪駅を22時28分、三ノ宮駅を22時51分に発車し、出雲市駅には翌日の9時31分に到着。上りは出雲市駅16時0分に発車し、三ノ宮駅に翌日の5時50分、大阪駅に6時12分に到着する。
117系を改造した6両編成で、1両ごとに異なる座席タイプを用意し、普通車指定席とグリーン車指定席の利用料金は現行の特急料金と同じ価格設定に。列車の運転に合わせ、沿線の特産品の販売、伝統芸能の披露など車内外でさまざまな「おもてなし」を行う予定で、具体的な運転日を含む詳細については決まり次第、別途発表される。