キッズラインは12月5日、働く親を対象とした「2019年の流行語」および「2020年のトレンド予測」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2019年12月3~4日、調査対象はキッズライン会員のワーママ・ワーパパ(20~50代)で、有効回答は214人。
流行語大賞は「幼保無償化」
2019年の流行語大賞に輝いたのは「幼保無償化」。同制度は2019年10月より施行。幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの子供たちの利用料が無料になったと同時に、ベビーシッターも認可外保育施設の一つとして補助の対象となった。
2位は米津玄師さんが作詞作曲した「パプリカ」、3位は2019年から国内メーカーの製造・販売が開始された「液体ミルク」、4位は代表的なカテゴリに分類されない家事を指す「名もなき家事」、5位はハッシュタグがTwitterでトレンド入りした「#保育士さんありがとう」との順に。以下、6位「男性育休」、7位「おしりたんてい」、8位「からだ☆ダンダン」、9位「双子ベビーカー問題」、10位「平日シングルマザー」と続いた。
2020年のトレンド予測1位は「リモートワーク(テレワーク)」。学校行事や子供の急な病気の際にも仕事を休めないワーママ・ワーパパにとって、「非常に有用な制度として期待が高まっている」という。
2位は2020年度の実施が期待されている「ベビーシッター非課税」、3位は2020年度から必修化される「プログラミング教育」、4位は2020年度から実施される「教育改革」、5位はワーママ・ワーパパからの要望が多い「子連れ出勤」と続いた。