10月7日にオープンした「JR東日本ホテルメッツ秋葉原」に続き、11月7日、新木場駅から徒歩2分の場所に「JR東日本ホテルメッツ東京ベイ新木場」がオープンした。今回も開業に先立ち、メディア内覧会が行われたので、各部屋の様子を紹介したい。

  • 新木場駅前に新しいホテルが開業(写真:マイナビニュース)

    新木場駅前に新しいホテルが開業。小さい出窓は耐震壁も兼ねている。個性的な外観ながら居住性も確保した

「JR東日本ホテルメッツ東京ベイ新木場」では、新木場が木材の町としての歴史を有することから、施設や部屋の随所に木材を使用し、デザインに取り入れている。ホテルの外観も特徴的で、大小さまざまな出窓が千鳥配置で設けられている。これらはデスクやベンチとしての利用を考慮して設計されており、家具に占める面積を抑えて室内を広く利用できる。

チェックイン・チェックアウトは階段またはエレベーターで上がった2階のフロントで行う。セルフチェックイン機を導入しており、利用者自身でスムーズな手続きやWi-Fi接続を行える。

  • フロントにも木材を使用し、落ち着きと暖かさを感じられる空間を演出。アメニティコーナーと無料コーヒーサービスも設置してある

客室は9タイプあり、内覧会では6タイプの部屋が公開された。最初に10階から「プレミアムデラックスツイン」タイプの客室を見学。同施設で最も広い35平方メートルの面積を誇る。幅120cmのベッド2台に加え、ひと回り小型のエキストラベッドとソファベッドを準備することで、4人までの宿泊に対応。「プレミアムデラックスツイン」は施設中この1部屋しかないが、単独での利用はもちろん、家族での宿泊にも十分対応できそうだ。

  • 写真のベッド2台に加え、エキストラベッドとソファを利用して4人まで宿泊できる

  • 動線が広く取られ、のんびりと宿泊できそう

  • 宿泊中、天気が良ければ夜景に東京タワーを眺められることも

  • 浴室・トイレ・洗面所はそれぞれ独立している

次は「スーペリアダブル」と「スーペリアダブル / ベンチ」の客室を見学した。両タイプとも客室面積は16平方メートル、幅160cmメートルのベッド1台を備え、2人までの宿泊に対応している点で共通だが、出窓の大きさが前者は小さく、後者は大きい。出窓は全室共通で調光可能で、気分や時間で雰囲気を変えられる。「スーペリアダブル」は54部屋、「スーペリアダブル / ベンチ」は47部屋用意されている。

  • 「スーペリアダブル」では小型の出窓をデスクとして活用できる。浴室とトイレはユニットタイプ

  • 「スーペリアダブル / ベンチ」の室内は基本的に「スーペリアダブル」とほぼ同じだが、出窓が大型で、ベンチとして腰掛けることもできる。新木場駅がすぐ目の前にあり、トレインビューも楽しめる

続いて9階へ移動し、「プレミアムツイン」「プレミアムツイン / ベンチ」を見学した。両タイプとも客室面積は25平方メートル、幅120cmのベッド2台で2人までの宿泊に対応し、前者は施設中44部屋、後者は35部屋用意されている。「プレミアムツイン / ベンチ」では、幅80cmのエキストラベッドを引き出せば3人まで宿泊できる。

  • 「プレミアムツイン」の室内。ベッドを2台備えた部屋は縦に広い

  • 「プレミアムツイン / ベンチ」は大きい出窓の客室。テレビなどは掘り込みで壁面に引っ込んでいる

  • 両タイプとも浴室・トイレ・洗面所は独立している

最後に「プレミアムデラックスツイン(ユニバーサル対応)」タイプの客室を見学。車いすでの利用も踏まえ、動線が広く取られており、客室面積は31平方メートルと広いが、さらなる広さを感じられることだろう。幅120cmのベッド2台とエキストラベッドによって3人までの宿泊に対応している。

  • ユニバーサル対応の「プレミアムデラックスツイン」のみベッドが若干低く、車いすからも乗り降りしやすい。浴室・トイレ・洗面所もおしゃれで暖かみのある空間に

今回見学した6タイプの他にも、「スーペリアツイン」「スーペリアツイン / ベンチ」が3部屋ずつ、そして施設中1部屋のみという「スーペリアワイドツイン」のタイプもある。「スーペリアツイン」「スーペリアツイン / ベンチ」は客室面積18平方メートルで2人まで宿泊可能。「スーペリアワイドツイン」は客室面積26平方メートルで3人まで宿泊可能となっている。

「JR東日本ホテルメッツ 東京ベイ新木場」では、テナントとして2店舗が入店する。まずは宿泊客の朝食会場になる「麹町珈琲」(※「麹」は旧字体)を見学。木材を使用した店内は明るく開放感があり、非常に快適。朝食は和洋5種類からプレートメニューをひとつ選び、ビュッフェ形式でサラダやドリンクなどを選ぶ。ランチ以降は看板メニューのスフレパンケーキや、こだわりのドリップコーヒーなど各種メニューを展開予定となっている。

  • 店内は開放感があってかなり広い。朝食はサイドメニューをセルフサービスで選ぶ

「麹町珈琲」は6時45分から10時30分まで朝食営業(ラストオーダー10時15分)、11時から21時までランチ・ディナー営業(ラストオーダー20時30分)となる。ランチ以降は宿泊客以外も利用できる。

コンビニエンスストア「デイリーヤマザキ」も施設内にテナント出店。一般のコンビニエンスストアとしての機能のほか、「デイリーヤマザキ」ならではの焼きたてパンも販売。「新木場」の焼き印が捺されたあんぱん「新木場あんぱん」も取り扱うとのことだ。「デイリーヤマザキ」は24時間営業を予定している。

  • 「デイリーヤマザキ」は商品を豊富にそろえた便利な店舗に。焼きたてパンのコーナーは店舗の奥にある

  • 各テナントへはそれぞれ屋外から直接入店できる。ここにも木材が使われ、おしゃれでユニークな外観に

11月7日にオープンした「JR東日本ホテルメッツ東京ベイ新木場」およびテナントの2店舗は、以前紹介した「JR東日本ホテルメッツ秋葉原」とはまったく異なるテイストの空間になっている印象で、ここでしか体験できない快適さを提供するのではないかと考えられる。各施設とも駅の近くに位置しているため、宿泊を検討する際は、滞在中の目的や行先に合わせて利用しやすいほうを選択してほしい。