映画『サヨナラまでの30分』(2020年1月24日公開)のヒロイン・久保田紗友と萩原健太郎監督が7日、神奈川・「クイーンズスクエア横浜で行われた「Play hope Tree〜希望を奏でるクリスマスツリー〜」点灯式に登場した。

  • 左から久保田紗友、萩原健太郎監督

同作は萩原健太郎監督×大島里美(脚本)による完全オリジナル作。1年前に死んだ人気ミュージシャンのアキ(新田真剣佑)と、人と距離を置いている就活中の颯太(北村匠海)と正反対の2人だが、アキが残したカセットテープの再生ボタンを押した30分間だけ、アキは颯太の体を借りて、恋人やバンド仲間に会いに行く。

クイーンズスクエア横浜に設置された高さ約11mのクリスマスツリーのもと、横浜少年少女合唱団によるクリスマスソングの合唱が行われたあと、登場した久保田と萩原監督。人生“初”となるクリスマスツリー点灯式に参加する久保田は、新田演じるアキと北村演じる颯太、2人が恋するヒロイン・カナの座をオーディションで勝ち取ったという。「撮影に入るまで実感がわかなかったんですが、大役をいただいたので全力で頑張らなきゃと思いながら、(劇中で演奏する)ピアノの練習を頑張りました。役が決まってからずっと自分の中にカナという人物がいました」と思いを語った。

さらにイベントのオープニングを飾った子供たちと共にカウントダウンを行い、久保田と監督が点灯ボタンを押すと、電球約2万2千球を使用したスペシャルツリーが点灯。本作の音源が初披露となった、映画『サヨナラまでの30分』をイメージした演出に続き、クイーンズスクエア横浜オリジナル演出が行われた。久保田は「もともと冬が大好きなのですが、クリスマスツリーは冬ならではですよね1 心が温まります」と目を輝かせ、萩原監督も「思わずうるっとしちゃいました」と感動を隠し切れない様子だった。