JR東日本は29日、同社の新幹線と中央本線特急列車の車内で公衆無線LANを活用し、書籍・漫画・雑誌・動画などさまざまなコンテンツを無料で利用できるサービス「noricon(ノリコン)」の実証実験第2弾を10月31日から開始すると発表した。

  • JR東日本の新幹線と中央本線特急列車の車内で「noricon(ノリコン)」の実証実験第2弾を実施

「noricon」は無料公衆無線LANサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」を用い、書籍・漫画・雑誌・動画などさまざまなコンテンツを無料で配信するサービス。第2弾となる今回、実施期間を4カ月間(前回は2カ月間)とするほか、コンテンツの充実、対象区間の拡大、利用方法の簡略化、対応言語ごとに異なる画面表示の用意、インバウンド向けに英語での動画配信も行う。実施期間は2020年3月2日までとされている。

JR東日本の新幹線と中央本線特急列車で「JR-EAST FREE Wi-Fi」を提供している列車が対象。利用可能な区間は東北・北海道新幹線東京~新函館北斗間、山形新幹線東京~新庄間、秋田新幹線東京~秋田間、上越新幹線東京~新潟間、北陸新幹線東京~金沢間、中央本線特急列車の千葉・東京・新宿~甲府・松本・南小谷間(「富士回遊」の新宿~河口湖間、「おうめ」の東京~青梅間を含む)。ただし、携帯電話の電波を使用したサービスとなるため、一部トンネル内や山間部では利用できない場合もある。