レボは10月24日、「ビジネスで重要だと思うスキル」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は10月4日~5日、従業員数300人以上の企業に勤める営業職の男女1,133名を対象にインターネットで行われた。

  • 自信があるスキル・不足しているスキル

    自信があるスキル・不足しているスキル

調査によると、営業職に最も必要とされるスキルは「コミュニケーション力」(84.8%)が断トツ。そこで、営業職のビジネスパーソンに一番自信があるスキルを教えてもらったところ、「コミュニケーション力」(50.2%)が1位に。次いで「現場知識」(16.1%)、「業界知識」(12.8%)、「マーケティング知識」(10.3%)と続いた。

一方、自身に不足していると感じるスキルについては、「マーケティング知識」(25.6%)、「数値管理力」(22.7%)、「コミュニケーション力」(21.6%)が上位となった。

  • 資格取得にチャレンジできない理由

    資格取得にチャレンジできない理由

次に、「ビジネスに役立つ資格取得にチャレンジしたことはありますか?」と質問したところ、42.9%が「ない」と回答。理由を尋ねると、「勉強する時間がない」(36.4%)、「費用が高い」(27.6%)、「勉強が続かない」(18.5%)、「勉強方法がわからない」(14.5%)と続き、資格を取りたいと思っているものの、多忙な日々や費用面がネックとなり実際の行動に移せていない人が多いことが明らかに。

一方、資格取得にチャレンジしたことがある人のうち、資格を取得できなかった人の割合はおよそ2割。理由については、「就業時間が長く、勉強に費やす時間が作れなかった」「別のことに集中してしまい、勉強が疎かになった」「勉強時間を確保できなかった」といった声が多くあがった。

そこで、資格取得の勉強方法の一つでもある「通信講座」について、最も重要視することを聞いたところ、「講座内容」(42.1%)が最多に。次いで「合格率」(20.1%)、「価格」(19.6%)、「飽きずに続けられる」(12.4%)、「質問が無料でできる」(5.0%)と続いた。