アイドルグループのA.B.C-Zが東日本大震災の被災地をめぐる岩手めんこいテレビの特番『A.B.C-Zの雨ニモマケ-Z』の第2弾が、11月12日(20:00~20:55)に放送される。

  • 塚田僚一(左)と戸塚祥太=岩手めんこいテレビ提供

同局では、2011年3月11日に起きた東日本大震災の発生から10年目に向けて記憶の風化を止めるため、報道番組だけでなく、被災地の状況を継続的に発信し続ける「復興応援プロジェクト」を始動。このサポーターに起用されたA.B.C-Zによる特番を放送している。

今回は、視聴者から届いた「応援してほしいこと」をベースに、メンバー5人で話し合い行き先を決めたサポートの旅。戸塚祥太と塚田僚一は、岩手県最北端に位置する洋野町の種市高校を訪れる。

ここは、日本唯一の海洋開発科があり、多くの卒業生が復興工事に携わっている。しかし、定員割れが年々続くため、多くの人に学校の魅力を伝え、入学希望者が増えるようにと、種市高校でしか学べない伝統潜水技術「南部潜り」を2人が体験する。

前回の旅で、子供たちが震災後に書いた作文を読み強く心を打たれた橋本良亮は、成長した子供たちに会いに大船渡市へ。「未来のわたし」をテーマに作文を書いた子供たちは今、どんな新しい夢を描き生きているのか。子供たちの話に耳を傾け、未来に向け歩き始めた子供たちの心をサポートする。

河合郁人と五関晃一はダンスで被災地を笑顔にしようと頑張る女子中学生2人が練習をする宮古市へ。大会で優勝するという夢をサポートするため、ダンスのアドバイスができないかを訪ねている。