東日本を中心に大きな被害をもたらした台風19号。直撃した関東地区では、12日に終日特別編成で状況を報じ続けたNHKが全日帯(6~24時)で27.0%という驚異的な視聴率を記録した。

  • NHK放送センター=東京・渋谷

この日は、朝の『NHKニュースおはよう日本』が7時台から18.3%・19.3%をマーク。その後、朝ドラ『スカーレット』(8:00~、22.4%)、『チコちゃんに叱られる!』再放送(8:15~、17.8%)、『週刊まるわかりニュース』(9:00~9:30、19.0%)をはさみ、9時30分から10時まで23.6%に上昇した。

以降は、10時台=27.9%、11時台=30.6%、12時台=34.9%(『スカーレット』12:45~13:00再放送=19.9%)、13時台=23.9%、14時台=29.5%、15時台=31.7%、16時台=35.8%、17時台=34.4%、18時台=35.6%(18:45~19:00『ニュース645』38.3%)、『NHKニュース7』(19:00~19:30)33.3%、(19:30~20:00)28.4%、20時台=29.9%、21時台=30.2%、22時台=23.1%と、高視聴率で推移。

これにより、12日のNHKは、ゴールデン(19~22時)30.5%、プライム(19~23時)28.7%、全日27.0%という驚異的な数字となった。

そしてこの結果、日本テレビは13日に中継した『ラグビーワールドカップ・日本×スコットランド』が39.2%という高視聴率だったが、10月7~13日の週平均視聴率は、NHKがゴールデン13.7%、プライム12.4%、全日9.9%で三冠。日テレ(ゴールデン13.2%、プライム12.2%、全日18.3%)をいずれの部門も上回った。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。