参議院選挙の投開票日に放送される日本テレビ系選挙特番『zero選挙2025 選挙の夜に考える それって本当?』(20日19:58~)では、メインキャスターを藤井貴彦と櫻井翔が務めることが発表された。

  • 藤井貴彦(左)と櫻井翔

コンセプトは 「選挙の夜に考える それって本当?」。激戦の選挙結果を速報で伝えるとともに、今回の選挙戦にSNSがどんな影響を与えたのか、何をもたらしたのかを考えていく。

藤井はこれまでの選挙特番で開票速報を連続10回担当した「開票速報のエキスパート」だが、今回は開票速報を卒業。各党党首に向き合い、選挙直後だからこそ本音を聞き出していく。

櫻井が選挙特番を担当するのは13回目。今回は各党のSNS戦略やSNSの影響について切り込み、番組独自の分析で視聴者と一緒に考える。

コメントは、以下の通り。

■藤井貴彦

ここ数年、スマートフォンで投票意思を決定する「SNS選挙」の流れが加速していますが、手軽に情報を得られる便利さの一方でおすすめ動画だけでは情報に偏りが生まれることも現実です。投票前の今、少しだけご自身の情報ループから抜けてみるのはいかがでしょうか。他のループに入ってみて、やっぱり違うなと感じることも大切です。

私たちも「それって、本当?」という疑問を解消するお手伝いができるようみなさんの情報ループの外側でお待ちしています。その上でみなさんの一票がどう反映されたのか『zero選挙』でご確認いただけましたら幸いです。投票前も投票後もみなさんのお越しをお待ちしております。

■櫻井翔

私たちは「投票前に考える それって本当?」と題し、フェイクニュース、極端な主張などにどのように向き合うかを考えてきました。この期間を通じ、数多ある情報の中から確かなものを判断する難しさを、改めて感じます。“作られた事実”は、ときに人を惹きつけながら、またときに人を傷つけながら、情報の海へとまたたく間に広がっていきます。惑わされてしまった自分に後悔することも少なくありません。

物価高、税のあり方、コメ価格…と、日常を取り巻く、そして未来へ向けた課題が横たわるいま、どの情報をもとに判断をするのか。そして、私たちはこれからの日本を誰に託すのか。

投開票日に向けて、そして開票されたその後も“それって本当?”と自分自身に問いかけながら、皆さまと共に考え続けていきたいと思います。自分の一票に後悔しないために。

【編集部MEMO】
日本テレビ報道局では、これまでにない規模での事前選挙報道キャンペーン「投票前に考える それって本当?」を展開。徹底した現場取材とファクトチェックを実施し、選挙の異変や政党のSNS戦略、誹謗中傷や切り抜き動画の実態など、「情報の空白」を埋めるべく、地上波とデジタルの両輪で伝えている。