女優の上野樹里と俳優の時任三郎がこのほど、父娘役を演じるフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』(最終話 23日21:00~22:24)のクランクアップを迎えた。

  • 上野樹里(左)と時任三郎=フジテレビ提供

父娘がそろう最後のカットを撮り終え、「上野樹里さん、時任三郎さん、オールアップです!」とスタッフから声が上がると、盛大な拍手とともに、演出の平野眞氏から花束が贈られた。

まず、時任からあいさつし、「終わってしまいましたね…もうちょっと、やっていたかったかな、という思いもありますが(笑)。気遣いとか、思いやりのあふれるステキな現場でした。個人的には至らないことは多々あるんですけど、初じいじ役を楽しくやらせていただいて、とてもとても貴重な時間を過ごせたな、と思っています」と感想。

そして、「樹里ちゃん、色々ありがとう。家族のように接してくれて、一緒に芝居をしていても、あるいは観客として、一視聴者として見ていても、心を揺さぶられることが多々あって、すごく良い時間を過ごせたな、と思っています。スタッフの皆さんも本当に、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました」と感謝した。

続いて、上野は「これまで、本当に色々ありました。最初から色んなことがあって、私の見えないところでスタッフの方々が、たくさん動いてくださって、ラストカットも、こんなに素晴らしい環境の中で撮影をさせていただき、本当にありがとうございました。ご飯もいつも美味しくて、現場で暮らしているような感じで撮影ができました」と回想。

また、「現場は、常に監督やスタッフの皆さんが柔らかい空気を作ってくださって、とても調和の取れたチームで、皆さんが持っている良さが画面に映っていると思います。こんなに温かい作品に携わることができて、とてもうれしいです。そして、時任さん、本当にありがとうございました。最高のお父さんでした。朝顔は私より未来を生きているので、朝顔をお手本にしながら、これからも頑張りたいと思います。皆さん、本当にお疲れさまでした!」とスタッフをねぎらった。