プロ野球のスター選手が一堂に会する「マイナビオールスターゲーム2019」が開催され、7月12日の第1戦(東京ドーム)は6-3でパ・リーグ、7月13日の第2戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)は11-3でセ・リーグが勝利した。
2試合を通して「ファンに夢と感動を届けた選手」に贈られるマイナビ賞は、阪神・原口文仁選手が受賞。大腸がんの手術から復帰した原口選手は、プラスワン投票で出場を果たし、初戦では代打2ランホームラン、第2戦でもソロホームランを放つ大活躍。試合後、インタビューに応じた。
――マイナビ賞の受賞、おめでとうございます。
楽しんでこういう良い結果につながりました。本当にありがとうございます。選んでいただいて、感謝ですね。
――原口選手にとって、オールスターゲームはどのような位置付けでしょうか?
今回に関しては、前回とは意味合いが違うと自分でも思っていました。活躍しているところ、元気なところをたくさんの人に見ていただいて、少しでもみなさんの励みになればという思いでプレイしていたので、まずはこういう機会を与えてくださったファンの方々に、感謝の気持ちでいっぱいですね。
――「ファンに夢と感動を届けた選手」に贈られる今回の賞ですが、原口選手の夢、そして今シーズンで感動したことは?
オールスターの舞台に立てて、そして東京ドームと甲子園という縁のある球場でプレイできたことは、すごくツイているなと思いました。こうして普通に野球ができていることに自分自身も感動しているというか、感じるものはすごくありますね。
――野球選手になってよかったと思った出来事はありますか?
たくさんの方に見ていただいて僕たちは仕事ができているので、いろんな方のサポートだったり、支えがあって今があるとあらためて強く感じました。ファンの方が喜んでくださることがやりがいやモチベーションになるということを、今回の経験であらためて感じています。
――後半戦に向けての意気込みをお願いします。
首位との差はありますが、まずは目の前のゲームを1試合1試合、チーム一丸となって勝って追いつき、追い越していきたいと思います。