阪急交通社は、9月29日で定期運行を終了するJR東日本の観光列車「きらきらうえつ」を貸し切って新潟県内を特別運行する旅行商品「きらきらうえつ車両でめぐる新潟5つの路線と車窓の旅」を8月31日に発売した。

  • JR東日本の観光列車「きらきらうえつ」

「きらきらうえつ車両でめぐる新潟5つの路線と車窓の旅」は、新潟県・庄内エリアディスティネーションキャンペーンの一環で企画された。催行日は11月1日で、「きらきらうえつ」の定期運行では走行しなかった、信越本線・越後線・弥彦線を含む新潟県内の5つの路線を走行する。

信越本線の柏崎~柿崎間では、観光列車「越乃Shu*Kura」の絶景ポイントとしても人気がある日本海の美しい海岸線を車窓から鑑賞。日本海に一番近い駅として有名な青海川駅では約10分間停車し、下車して景色を楽しめる。景勝地「笹川流れ」の最寄駅である桑川駅では、折返しにより約37分間停車。改札を出て向かいの海岸から写真撮影を行える。

  • 「きらきらうえつ車両でめぐる新潟5つの路線と車窓の旅」の行程

募集人数は100名。東京駅・上野駅・大宮駅発着で、旅行代金は2万5,000円。地域の特産品を味わえる弁当として、乗務員が考案した「きらきら弁当」が付く。