アイドルグループのジャニーズWESTの、フジテレビで初の冠バラエティ番組『ジャニーズWESTの出世する人・しない人』が、14日(10:25~11:50)に放送される。

  • (前列左から)藤井流星、重岡大毅、桐山照史 (後列左から)濱田崇裕、小瀧望、中間淳太、神山智洋=フジテレビ提供

この番組は、『FIVBワールドカップバレーボール2019』のスペシャルサポーターを務めるジャニーズWESTのメンバーが、有名企業が実際に人事研修や採用試験で行っている様々なプログラムに挑戦するというもの。サラリーマンにふんした、りりしいスーツ姿のメンバーたちが、次から次に出される難題に挑む中で、個性がさく裂していく。

アプリやWebシステム開発を行う企業が実施している人事研修プログラムでは、“リーダー力”を見極める。「会社の後輩が“仕事を辞めたいです”と言ってきた時、あなたは何と声をかけますか?」というお題に対し、メンバーたちは個性豊かな回答をしていく。

また、西山喜久恵アナウンサーから「ジャニー(喜多川)さんはどういう方でしたか?」と聞かれると、重岡大毅は「厳しいときは厳しいけど、褒めてくれるときは褒めてくれました。一貫していつも言われていたのは“自分たちの信じたものをやりなさい”ということでした」と、恩師との思い出を語る場面も。

また、世界的有名企業が実施しているという“国際力”を見極めるプログラムに挑戦したり、“チームワーク力”を見極めるために7人全員でフラフープを人差し指で支え、指を離さず床に下ろすプログラムに取り組む。時にはメンバー全員で力を合わせたり、時には1人で考え込んだり、時には2人組になって激しくぶつかり合ったりと、ジャニーズWESTの絆が試される。

そんな彼らが課題に取り組んだ結果や様子を芸能界の先輩たち、ビジネス界の専門家たちが徹底分析。プログラムの結果を受けて、ヘラヘラしているところを、ゲストの小籔千豊に叱責(しっせき)されたり、大久保佳代子から「2メートル以内にいると、腹が立つタイプ」と批判されたり、厳しい状況に追い込まれる。

一方で、SHOWROOMの前田裕二社長が「ぜひうちの会社に欲しい」とヘッドハンティングしたいメンバーの名を明かす。

堀川香奈プロデューサーは「若干クセが強めなキャラクターがそろうジャニーズWEST。この番組を見ていただければ、7名の7種7様な魅力がお茶の間の皆さんにも伝わると信じております。そして、ジャニーズWESTの中で、一番出世する人は誰なのか。また、まだジャニーズWESTをよく知らない、という方にこそ、この番組を見ていただきたいと思います。実際に、技術スタッフの中年男性が収録終わりに“濱ちゃん、いい子だね!”とすっかり濱田さん推しになっていました。まだ知らないジャニーズWESTの魅力に気づくこと間違いなしです! ぜひご期待ください!」と話している。

メンバーのコメントは、以下の通り。

――収録の感想は?

重岡大毅:めっちゃ気になるテーマで、勉強になりました。専門家の方が的確で、ひとつひとつ知ることができて良かったと思えることが多かったです。家族や友達にも勧めたいと思います。

桐山照史:WESTになってから5年、ジュニア時代を入れると20年くらいの付き合いになるメンバーもいますが、意外な一面を知ることができました。個性的なメンバーばかりですが、(それぞれの答えが)合致するテストもあって、驚きました。キャラクターを作らず挑んだので、ジャニーズWESTの本心を見ていただける番組になったと思います。

中間淳太:僕は昭和生まれなのですが、昔の上司が求めていることは(今の上司とは)全然違うんだなぁ、時代が変わったんだぁ、とすごく感じました。あと、この番組を通して、ジャニーズWESTを改めて好きになりました。このグループに入れて良かったなぁと感じました。見ているファンの皆さんにも感じていただけたらなぁと思います。

神山智洋:今回このような番組をやらせていただいて、先輩や上司は“黙ってついてこい”というイメージでしたが、今はそこから変わってきていることを知りました。就職活動をしている大学生が聞かれている質問に答えましたが、普段僕らは(そういった質問は)聞かれることがありません。“今”の時代の流れを感じることができ、その時代に対応していかなきゃならないなぁ、と思いました。

藤井流星:楽しかったです。大企業の人事研修に使われていると聞いて、とてもユニークなテストをやっていることを知って驚きました。“こういう行動を取れたらこういう人になれるんだ!”と、学べば実践できることなので、就活生や未来を背負っていく若い方たちなど視聴者の方にも学んでいただける番組かなと思いました。

濱田崇裕:むちゃくちゃ楽しかったです! 心理テストが昔から好きなのですが、今回は大規模な感じで収録できたのが楽しかったです。ジャニーズWESTだけでなく、ゲストの方のおかげでより一層楽しいトークができました。

小瀧望:課題に挑戦したのが1カ月くらい前で、結果がずっと気になっていました。メンバーの間でも“テスト怖かったな!誰が出世するんだろう?”と話題にしていたくらい(笑)。今日の結果を楽しみにしていました。

――チームワークの良さの秘けつは?

中間:楽しむ能力だと思います。みんな何にでも好奇心旺盛で楽しもうとしますね!

桐山:(最年長の中間と最年少の小瀧で)9歳の差があって、歳の差があるからこそ言いたいことが言い合える環境が良いと思います。歳が近かったらケンカになっていますね(笑)。心理的な展開を見ていただく番組なので、(自分たちを)知ってほしいし真剣にやりました。でも…バラエティやん(笑)。本気でやるのか、少しぼけるのか、その葛藤が自分の中でありました(笑)

藤井:単純に、一緒にいる時間が長いので…。ジュニアの頃からいるから、言葉にはできない“あ、うん”の呼吸が自然にできていると思います。

――ジャニーズWEST最年少の小瀧さんにとって、ジャニーズ事務所の中で憧れの上司はどなたですか?

小瀧:山田涼介くんです。憧れの人なので。(周囲を見渡して)この中にはいませんね!(笑)

一同:(ブーイング)

小瀧:山田くんはこの世界に入ったきっかけの人なので。一度、下についてみたいなぁと思います。

重岡:(小瀧は)真逆を走っている気がするけどな!(笑)

小瀧:確かに(笑)

桐山:山田くんは一塁へ走って、小瀧は三塁へ走って、二塁で会えるかもしれない。結果は同じになるかもしれないで(笑)

――V6、嵐などが務めてきたバレーボールのスペシャルサポーターに自分たちが就任したことについてはいかがですか?

重岡:先輩たちがいたからこそ、僕たちにバトンが渡ってきたのかなと思いますし、それがデビューしている僕たちだったことにも新たな意味があるのかなと。ここから新たな形が生まれると思うので、今回“ジャニーズWESTとして印象づけるぞ”という強い気持ちがあります。僕たちは伝統を引き継いでいきたいし、バトンをうまく次へ渡していきたいので、そのためにも今回しっかりスペシャルサポーターを務めていきたいと思います!

桐山:この番組はジャニーズWEST全員が本心で挑んだので、そのままバレーボールを見ていただけたら、メンバーのキャラクターをわかった上で楽しんでいただけると思います。

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