アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が、24日に放送されるフジテレビのスポーツ番組『村上信五∞情熱の鼓動』(16:25~17:20)で、柔道の阿部一二三選手、阿部詩選手と対談する。

  • 村上信五(左)と阿部一二三選手=フジテレビ提供

同局系東京2020オリンピックメインキャスターの就任が決まった村上が訪ねるのは、『2019世界柔道選手権』(25日開幕)での活躍が期待される阿部兄妹。一二三選手と初対面の村上は、あえてぶしつけに“勝負パンツ”についての質問を投げかけ、お互いのパンツの色を確認。それで場が和み、一気に2人の距離が縮まったところで取材スタートとなった。

そして、一二三選手の得意技・袖釣り込み腰の話題に。始めたきっかけは、「この技、やってみたら入りやすいし、投げれるな」と、とても単純だったという。それを聞いた村上は「持って生まれた腕の力の強さ、体幹の強さがあって…。それを見た妹さんに影響を与えたのでは?」と聞き、一二三選手も「そうかもしれないですね」と同調する。

別日に行われた詩選手への取材で、このことを確かめると、「きっとお兄ちゃんを見てマネしてみよう、だったと思いますが、小学校3年生から袖釣りを始めて、試合でかけてみたら簡単に決まって、この技はイケる!と思った」と、そこから自分の武器になったという答えに村上は「うわっ、お兄ちゃんと同じ事言うてるわ!」と驚く。

他の選手から技を研究されることもある中で、詩にその対策を尋ねると、「タイミングが自分の中にあって、それがあったら絶対100%投げれるっていう自信がある」と、研究されようが勝てる自信をもっている圧巻の答え。これには村上も「聞いたか? これが女王の強さの秘密」と感心しきりだ。一二三選手にも研究される対策を尋ねてみると、「対策はあまり立ててなくて、自分自身の柔道をどれだけできるか(を考えている)」と答える。

それぞれの取材を終えた村上は「言葉は違えど感覚的なものは(2人とも)一緒でした。でもそこに言葉の芯の強さとか、難しい言葉を使う訳じゃないのにシンプルな言葉に入っている思いの強さがあって、これが僕は最高の共通項だと思いました」と語っていた。

フジテレビの田中大樹プロデューサーは「来年の東京オリンピックと同じ会場、日本武道館で8月25日から始まる『2019世界柔道選手権』。同日26日に登場する、柔道界の最強兄妹。村上信五さんが様々なアプローチで質問し、2人の魅力に迫ります。ぜひご覧ください」と話している。

  • 阿部詩選手=同

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