アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が、5日に放送されるフジテレビのスポーツ番組『村上信五∞情熱の鼓動』(深夜1:25~2:25)で、陸上の山縣亮太選手と対談する。

  • (左から)山縣亮太選手、村上信五、宮司愛海アナウンサー=フジテレビ提供

対談の収録が行われたのは、5月下旬。村上が対談のために訪れたのは、山縣選手が社会人となった今も練習拠点としている母校・慶応義塾大学競走部のトレーニングルームだ。

初対面の2人だが、会って早々に村上は山縣選手の体が大きいことに気づき、「我々のセオリーでいくと、(体が大きいと)邪魔になるんじゃないか…?」と率直に問いかけると、「よく言われます」との答えが。さらに、上半身に触れて、「でもめちゃくちゃ締まってる。脂肪というか無駄なところは全然ない。腹筋もめちゃくちゃ割れてる、背筋こんもりしてタクシーの真ん中みたいになってる」と例え、場を和ませる。

対談では、山縣選手に100メートル走の歩数が決まっているかを尋ねると、「調子によりますが良い時は47.5歩」という細かくて正確な答えに驚く。練習の時に歩数を数えているということも分かり、“精密機械”と呼ばれる由縁を垣間見る。しかも、100メートル走の最後はみんな減速しているという事実に陸上の奥深さを知り、「100メートルの見方が変わりますね」と感心しきりだ。

さらに、村上から山縣選手に、トレーナーさんから“走る精密機械”と呼ばれていることを伝えると、「SEIKOの社員なので、精密機械と言われるとうれしい」と爆笑を誘う答えに、村上も「素晴らしい!」と脱帽する。

番組では、日頃の練習の様子や、合宿中に魚をさばいて自炊する意外な姿も披露。世界レベルのスプリンターでありながら、技術コーチをつけずに練習し、“異色のランナー”と言われながらも、走りを極めようとする探究心が男子4×100メートルリレーでの歴史的快挙を生んだ。「どうしたらもっと速く走れるのか?」を追求し続ける山縣選手の強さの秘密に村上が迫る。

田中大樹プロデューサーは「この番組では初めて陸上の選手を村上さんに取材していただきました。スタートが武器である山縣選手に、スタートの技術を教えてもらう場面も。山縣選手がどれだけ緻密に考え、トレーニングを積んでいるか、ぜひご覧いただけたらと思います」とコメント。山縣選手は、対談の1カ月後に開催された日本選手権を肺の病気のため出場断念しており、「できるだけ早く復帰されることを心より願っております」と話している。

(C)フジテレビ