ジャニーズJr.のメンバー8人が主演するBS日テレのドラマ『恋の病と野郎組』(毎週土曜23:30~ ※全10話)。17日放送の第5話は、猪狩蒼弥(HiHi Jets)が主人公を演じる。

  • 『恋の病と野郎組』に出演するHiHi Jetsの猪狩蒼弥=BS日テレ提供

共学の中の男子しかいないクラス(通称「野郎組」)に所属する彼らが、担任の熱血天然教師(濱田崇裕)とともに送る1話完結のオムニバスコメディの同ドラマ。第5話では、女子と触れ合う機会がない野郎組の8人の中で、「俺様ナルシストで軽音部に所属している」五島(猪狩)が、ミス若狭第一グランプリの藤田リサ(田鍋梨々花)に急接近する。

藤田と付き合いだしたと言い出す五島は、CDを貸したのがきっかけで、軽音楽部の部室で一緒に音楽を聞いたりするようになったという。会話できないのに付き合えるのか?…と疑問を抱く野郎組は、何を言われても「マジ?」とだけ返す作戦を五島のために発明。なんとか2人きりの時間を乗り切る五島だったが、昔やったビジュアル系バンドのライブを開催するとリサに約束してしまい…。

ナルシストな役柄を演じて、猪狩は「こんなに役に入り込んで、監督にしっかりご指導いただいて演技をするのは初めてのことで、役に臨む中で自分自身に変化を感じました。脚本の読み合わせの段階では、求められていることと自分の解釈との違いに気づかされることもあって、考えるほどに分からなくなって、1回(頭の中が)ワーッてなっちゃったんですが、監督に相談して色々アドバイスをいただいたことで、僕なりに五島にたどり着けた感じです」と手応えを感じた様子。

また、「元からナルシストな一面が僕にはあるんですが、五島を演じる上では、“どうしたらナルシストに見えるのか”をかなり研究しました。歩いていてぱっと横を見たときにガラスに映る自分をチェックして、『五島ならどう歩くんだろう?』とか考えましたね。基本的には1人で研究していたんですけど、正門くん(Aぇ!group・正門良規)には、『この言い方とこの言い方、どっちが五島っぽい?』とか何度か相談しています」と明かした。

そして、撮影現場の雰囲気については、「野郎組に参加しているJr.はそれぞれグループに所属していて、グループごとのカラーやグループの中での役割があるんですけれど、野郎組で集まるとそのカラーや役割が一度リセットされて、また新しい8人組というか、1つの“野郎組”というチームができていると感じています」とのこと。

具体的には「それこそ正門(良規)君だったら、Aぇ!groupの中では仕切るほうだけど、野郎組の中ではイジられるとか。(佐藤)龍我(美 少年)みたいに変わらない人もいるんですけど。HiHi Jetsではふざけるキャラの作間が野郎組の現場ではそんなにふざけなかったりとか、(中村)嶺亜君も7 MEN 侍の中だとバーッとしゃべるほうではないけれど野郎組の現場ではすげーしゃべるとか。みんなグループの中での役割とかを忘れて新しいチームを作っているみたいな感覚はありますね。僕自身はHiHi Jetsにいるときと変わらないですけれど(笑)」と語っていた。

(C)「恋の病と野郎組」製作委員会