東京急行電鉄は7日、南町田駅直結の再開発エリア「南町田グランベリーパーク」のまちびらきを11月13日と発表した。核となる商業施設「グランベリーパーク」も同日にオープン。南町田駅は10月1日に「南町田グランベリーパーク駅」へ駅名改称する。

  • 「南町田グランベリーパーク」内のイメージ

  • 「グランベリーパーク」出店者の一例

11月13日にまちびらきを迎える「南町田グランベリーパーク」は、南町田駅の南側に広がる約22ヘクタールの郊外住宅地に「新しい暮らしの拠点」を創出する官民連携のプロジェクトによって誕生。エリア内の鶴間公園もリニューアルし、休憩や散歩、スポーツ、こどもの遊びなど、地域住民が多目的に活用できる体勢を整える。商業施設と公園の中間に位置するゾーンに「スヌーピーミュージアム」が12月14日に開館するほか、児童館もできる。

「グランベリーパーク」は、2017年に閉館した「グランベリーモール」跡地にできる大型商業施設。多様な楽しみ方ができる7つの屋外広場と、それぞれ異なるコンセプトを持つ6つのパビリオンで構成される施設内に、全234店舗が軒を連ねる。限定商品や店内厨房を活用した商品を提供する「成城石井」、関東唯一のブッフェスタイル店舗となる「KFC Restaurant」など、個性豊かな店舗も多く出店する。

「南町田グランベリーパーク」のまちびらきに先立ち、田園都市線南町田駅は10月1日から「南町田グランベリーパーク駅」に。あわせて田園都市線・大井町線でダイヤ改正が実施され、これまで土休日のみだった同駅への急行の停車を平日にも拡大するほか、日中毎時2本の大井町線急行を中央林間駅までの直通運転に変更し、同駅にも停車するなど、各方面からのアクセスを大幅に向上させる。駅構内も新しいまちの玄関口にふさわしくリニューアルし、植栽エリアや水が流れるスペースを設ける予定だという。