小田急電鉄は6日、特急ロマンスカー・VSE(50000形)を装飾し、「ワラビーズ号」として9月10日から11月3日まで運行すると発表した。今年4月に締結したラグビーオーストラリア代表「ワラビーズ」の応援を目的としたメジャーパートナーシップ契約にもとづき実施される。

  • 「ワラビーズ号」外観(イメージ)

  • 「ワラビーズ号」車内(イメージ)

「ワラビーズ号」ではVSEの車体にワラビーズのロゴステッカーを掲出するほか、運行初日と期間中のワラビーズ公式試合実施日(9月21・29日、10月5・11日)は車内座席のヘッドカバーをワラビーズ応援仕様に変更して運行する。「ワラビーズ号」の運行予定は小田急電鉄ホームページ「ロマンスカー」から確認できるとのこと。

「ワラビーズ号」の運行に合わせ、新宿駅・小田原駅でワラビーズとコラボレーションした駅構内装飾などを実施するほか、9月7~30日に「ワラビーズ歓迎記念乗車券」を限定1,500セット発売。新宿駅・小田原駅から各500円区間の普通乗車券(D型硬券各1枚)からなり、発売額は1,000円。新宿駅1,000セット、小田原駅500セットの限定販売(各駅ともなくなり次第終了、1人3セットまで)となる。

  • 小田原駅の顔出しパネル(イメージ)

その他、9月7日から11月3日までの期間、乗務員や駅係員が特製ピンバッジを着用するなど、小田急沿線全体でワラビーズの来日を歓迎し、盛り上げていく。

ワラビーズは2019年9月に小田原市の城山陸上競技場で事前キャンプを実施。小田急電鉄は今回の施策を通じ、地域と一体となり、沿線の小田原から世界の頂をめざすワラビーズを応援する機運の醸成を図る。あわせて日本を訪れる世界中のワラビーズサポーターに、小田原や箱根に代表される沿線の魅力を発信していく。