女優の有村架純と俳優の坂口健太郎が18日、都内で開催された『連続ドラマ W そして、生きる』(WOWOW 8月4日スタート 毎週日曜 22:00~ 全6話)完成披露試写会・舞台挨拶に知英、岡山天音、月川翔監督らとともに出席した。有村はこれまでに何度もタッグを組んでいる脚本家の岡田惠和について「恩師のような、そんな存在です」と語った。

  • 左から、岡山天音、知英、有村架純、坂口健太郎、月川翔監督

本作は、本作は、東北と東京を舞台に、過酷な運命を生きた瞳子(有村)と清隆(坂口)、そして周囲の人々が織りなす人間模様を岡田のオリジナル脚本で描く。有村は役柄について「彼女からの力強さというものを、私ももらいながら生きていた」としたうえで「岡田さんが描いてくださった瞳子という女性は、私がこれまで演じてきたことのない女性像だったりもしましたし、岡田さんからいただいた役柄を精一杯愛すことが、岡田さんにも感謝として伝えられる形だと思いましたし、その気持ちを大事に、6話まで演じさせていただきました」と語った。

自身のことを「同志」と称す岡田がどんな存在かに話が及ぶと「映画のデビュー作『阪急電車』という作品から、岡田さんはご一緒させていただいていて。デビュー当時から、ずっと見守っていてくださっている、自分自身を超える作品をプレゼントしてくださる方だと思っていますし、『ひよっこ』で一年間一緒に戦わせていただいた方だとも思っています」と言い「恩師のような、そんな存在です」と白い歯を見せた。

その後、タイトルにちなみ、「生きている」と感じる瞬間を聞かれた坂口は「疲労困憊な時ですかね。疲れ果てたときは感じます。極限というか、ぎりぎりだなっていうとき」と答え、知英の「二度寝」という発言を受けると「僕も大好きです」とニッコリ。一方の有村は「この作品中は、毎日生きてる~って思っていましたね。一日の感情の浮き沈みが激しかったので、朝泣いたと思ったら昼あって夜また泣いてとか、毎日繰り返していたので、一週間、どういう風なペース配分で過ごそうってことばっかり考えていましたね。毎日、生かされてる! って感じがしてました」と振り返っていた。