マッシュセールスラボは、台湾発ソフトクリーム & ティースタンド「蜷尾家 / NINAO(二ナオ)」の日本第二号店を18日に麻布十番、第三号店を19日にルミネ池袋でそれぞれグランドオープンする。

  • 台湾発ソフトクリーム & ティースタンド「蜷尾家 / NINAO(二ナオ)の第二号店、第三号店がオープン

    台湾発ソフトクリーム & ティースタンド「蜷尾家 / NINAO(二ナオ)の第二号店、第三号店がオープン

 蜷尾家 / NINAOとは?

「蜷尾家 / NINAO」は2012年に台南にオープンしたソフトクリーム & ティースタンド。約110種類あるソフトクリーム、ジェラートのフレーバーから、数種類を日替わりで提供している。人工のフレーバーを使わず、食材そのものを活かすことにこだわりを持ち、「スッキリと甘い=“スキアマ”」なフレーバーで人気を集めている。

台湾のアイスクリームブームの火付け役ともいわれ、2015年に東京にて開催された「2015 Gelato World Tour東アジア地区選手権」では準優勝した経歴を持つ。2018年10月に日本第一号店が三軒茶屋にオープンし、日本でも客足が絶えない人気店となっている。

  • 蜷尾家 / NINAO代表の李豫(Yu Lee)氏

    蜷尾家 / NINAO代表の李豫(Yu Lee)氏

台湾から日本への出店と言えば、人が集まる原宿や渋谷をイメージするが、なぜ麻布十番や三軒茶屋を選んだのだろうか。蜷尾家 / NINAOの代表である李豫氏は「人が根付いている街でお店を開きたかった」と語る。

台湾で店舗を作る際も、有名な台北でなく台南に出店したという。わざわざ電車に乗って食べに行く場所より、いつでも食べに来られる場所を選んだそうだ。大の親日家であるという李氏は、日本で出店するにあたり、遊ぶ街ではなく人が住んでいる街を選び、第一号店を三軒茶屋にオープンした。今回第二号店となる麻布十番店も人が住み、流行に敏感な人たちが集まる場所として選んだという。

 気になるメニューは?

ソフトクリームとティーがメインとなるメニューは、日替わりで提供される。主なメニュースタイルは常時5品。10月1日まで、お茶フロートを含めた6品を展開するとのこと。

  • メニューは日替わり

    メニューは日替わり

【メニュースタイル】
・ソフトクリーム 二種
・ゼリー入りお茶 二種
・ミルクティー 一種
・お茶フロート 一種(10月1日まで)

「ミルクティー」は、台湾のティーマイスター朱欣怡(Chu Hsin-i)氏が台湾茶のみならず、世界中から厳選したこだわりの茶葉のみを使用している、香り豊かなティーを味わえる。「ゼリー入りお茶」は、口の中に広がる茶葉の香りとティーゼリーの新食感が楽しめる人気メニュー。「ゼリー入りお茶」と「お茶フロート」のティーゼリーはオプションで美容にも嬉しい二種の薬膳ゼリー(菊花ゼリー / なつめゼリー)に替えることも可能だ。また、お茶は常温とコールドから選択ができる。

 日本限定メニューは“スキアマ”なお茶フロート

今回、日本限定メニューとして「お茶フロート」が、10月1日までの期間限定で販売される。日替わりでフロートのフレーバーが変わり、ソフトクリームと同じフレーバーの茶葉を使ったゼリーが入っている。トッピングには茶葉をナノ状にした粉末と人気のタピオカが使用されているという。

オープン記念として登場するフレーバーは二種類。7月23日までの期間限定で麻布十番店とルミネ池袋店のみでの販売となるので要チェックだ。7月24日からは三軒茶屋店を含めた全店舗で、日替わりフレーバーが登場する。

  • 「東方美人茶フロート」(税込640円)

    「東方美人茶フロート」(税込640円)

麻布十番店オープン記念フレーバー「東方美人茶フロート」(税込640円)は、日本で人気No.1フレーバーのソフトクリームを使ったフロート。カップの一番下にはソフトクリームと同じ東方美人茶で作られたゼリーをふんだんに詰め、黒蜜をまとわせたミルクを注ぎ、ソフトクリームを乗せている。東方美人茶らしい、紅茶に近い甘く爽やかな味わいが“スキアマ”な一品だ。

  • 「台湾青茶フロート」(税込640円)

    「台湾青茶フロート」(税込640円)

ルミネ池袋店オープン記念フレーバー「台湾青茶フロート」(税込640円)は、台湾でも人気の台湾青茶の包種茶(パオチョンチャー)の茶葉を使ったソフトクリームとゼリー、粉末状茶葉からなる一品。包種茶は、発酵度の低い最も緑茶に近い烏龍茶の一種で、フレッシュな香りと甘みを感じることができる茶葉を使用している。幅広い年齢層の人が楽しめるお茶フロートだという。

 店舗をイメージした新フレーバー

麻布十番店とルミネ池袋店のオープンを記念して、ソフトクリームの新フレーバーが登場する。新フレーバーは、麻布十番店オープン記念の「ピスタチオ」とルミネ池袋店オープン記念の「ビスケット」の二種類。どちらも23日までの期間限定で販売される。

  • 「ピスタチオ(税込540円)」(左)と「ビスケット(税込540円)」(右)

    「ピスタチオ(税込540円)」(左)と「ビスケット(税込540円)」(右)

「ピスタチオ」(税込540円)は、自家製のミルクベースに濃厚なピスタチオを合わせた贅沢な一品。トッピングには色鮮やかなドライベリーが添えてある。

「ビスケット」(税込540円)は、ソフトクリームにぴったりのほろ苦いビスケットを使用し、トッピングには砕いたビスケットとキャラメルソースを合わせている。

 日本限定フレーバーのお味は?

気になる日本限定フレーバー。麻布十番店に先にお邪魔したので、最後に味をお伝えしよう。

  • 黄緑色が爽やかな「ピスタチオ」

    黄緑色が爽やかな「ピスタチオ」

まずは、麻布十番店オープン記念新フレーバーの「ピスタチオ」(税込540円)。トッピングのドライベリーがかわいらしく、鮮やかな黄緑が特徴的だ。白い壁を背景にすれば、映え写真にもバッチリの一品。ミルクベースで濃厚なピスタチオの風味を存分に楽しむができる。“スキアマ”と言う通り、くどくない甘みで、爽やかな味わいは夏にぴったりのフレーバーだろう。

  • 溢れそうなほどにソフトクリームが乗った「東方美人茶フロート」

    溢れそうなほどにソフトクリームが乗った「東方美人茶フロート」

そして、麻布十番店オープン記念フレーバーの「東方美人茶フロート」(税込640円)。東方美人茶のソフトクリームにゼリー、タピオカ、黒蜜と盛りだくさんのフロートだ。どこから食べるか迷ってしまうほどにボリューミー。日本で一番人気だという東方美人茶は、大人っぽい上品な甘さが特徴的。食べた瞬間、お茶の香り高い風味が口いっぱいに広がる。

  • ソフトクリームの下にはゼリーがたっぷり

    ソフトクリームの下にはゼリーがたっぷり

ソフトクリームの下にあるゼリーも東方美人茶で作られている。そのまま食べても、ソフトクリームと食べても、お茶の風味を十分に味わうことができる。しっかり混ぜて、黒蜜と一緒に食べるのも良し。ボリューミーな見た目だが、ゼリーやタピオカと様々な感触が楽しめ、気が付けばすぐに食べ終わってしまう。ソフトクリームが溶けたら、ストローで飲むのもおすすめだ。

この他にも、毎日変わるフレーバーは約40種類を超えている。いつ来ても違う味に出会うことができるだろう。こだわりのソフトクリームやお茶で“スキアマ”を体験してみてはいかがだろうか。

●information

「三軒茶屋店」
住所 : 東京都世田谷区三軒茶屋1丁目33-15
営業 : 平日12:00~23:00 / 土日祝11:00~23:00

「麻布十番店」
住所 : 東京都港区麻布十番1丁目8-1 EX麻布十番ビル1F
営業 : 11:30~22:00

「ルミネ池袋店」
住所 : 東京都豊島区西池袋1-11-1 ルミネ池袋店1F
営業 : 平日11:00~21:30 / 土日祝11:00~21:00