【上級者向け】バスタオルNGの日帰り混浴温泉4選

ここからは、混浴温泉に慣れている上級者向けの「水着・タオル・湯浴み着NG」の温泉のご紹介です。知らない人の前で裸になるのは恥ずかしいですが、開放感のある場所が多いので、大自然に囲まれて、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

水着・タオル・湯浴み着NGの混浴温泉は、都心にはほとんどなく、群馬県や栃木県の山奥の「秘湯」が、混浴温泉になっていることが多いです。隠せないから恥ずかしい、というよりも人が少ないからこそ、のびのびできる環境になっています。

今回は山奥の混浴温泉の中でも、足を運びやすい・食事処がついているような、リラックスしやすい場所を中心にご紹介します。

【群馬】老神温泉 伍楼閣

老神温泉 伍楼閣は、群馬県にある温泉宿です。宿泊がメインですが、日帰り温泉としても利用できます。男湯・女湯とは別に混浴露天風呂が2つ(「赤城の湯」「岩鏡」)あり、四季の移ろいや、眼前に広がる渓谷を眺めつつ、ゆっくりとした時間を過ごせます。

  • 「赤城の湯」 日帰り 混浴

    老神温泉 伍楼閣 混浴露天風呂「赤城の湯」 (画像は公式サイトより)

老神温泉 伍楼閣

□住所 : 群馬県沼田市利根町老神602
□営業時間 : 12:00~15:00(日帰り入浴の場合)
□定休日 : 年中無休
□料金 : 2時間1,000円 (日帰り入浴の場合)
□アクセス : 沼田ICから車で25分
□脱衣所 : 男女別
□HP : http://www.gorokaku.com/

【群馬】法師温泉 長寿館

群馬県・法師温泉の「長寿館」には足元からプクプクと湧く人気の秘湯があります。中でも混浴の「法師乃湯」は特に有名です。長寿館は山深いところにあるのですが、その歴史ある佇まいや地産地消の料理などが人気で、なかなか宿泊の予約も難しい宿。立ち寄り入浴が可能ですが、休館日やメンテナンス日、混雑状況による人数制限などもあるため、行く際には事前に電話確認することを推奨します。

日帰りの場合、特におすすめなのは予約制の「昼食休憩」。10:30~14:00の時間で、入浴、昼食、館内での休憩ができるプランです。

  • 法師温泉 長寿館 混浴 日帰り

    法師温泉 長寿館 (画像は公式サイトより)

法師温泉 長寿館

□住所 : 群馬県利根郡みなかみ町永井650
□営業時間 : 10:30~14:00 (最終受付は13:30)
□定休日 :
基本的には水曜日定休。年末年始は立ち寄り入浴不可
※ほか、メンテナンス日などで立寄り利用ができない日もあり。電話確認推奨
□料金 : 1,000円 (日帰り入浴料)
・昼食付きプランは2,600円~5,500円
※価格はいずれも税込み
□アクセス : 月夜野ICより30分、上毛高原駅からバスで40分
□脱衣所 : 男女別
□HP : http://www.hoshi-onsen.com/

【栃木】奥鬼怒温泉 加仁湯

奥鬼怒温泉 加仁湯(かにゆ)は、露天風呂を3つ(第一露天風呂~第三露天風呂)備えた温泉です。なんでも、入浴すると肌がツルツルになることから“日本一の美人の湯”とも呼ばれているとか。そのこともあってか、露天風呂のうち1つは女性専用、残りの2つが混浴温泉となっており、女性はすべての温泉に入れるようになっています。

加仁湯の魅力はなんといっても「利き湯」です。実はこの加仁湯、なんと5本の自家源泉を持っており、その各源泉を無理やり小さい湯船に入れて並べた「利き湯 ロマンの湯」にて、“入り比べ”できるようになっているんです。5本の源泉のうち、どれが自分の体に合っているのか確かめる、というのは、加仁湯ならではの楽しみ方ですね。

  • 奥鬼怒温泉 加仁湯 日帰り 混浴

    奥鬼怒温泉 加仁湯 (画像は公式サイトより)

奥鬼怒温泉 加仁湯

□住所 : 栃木県日光市川俣871
□営業時間 : 9:00~15:00 (日帰り入浴の場合)
□定休日 : 年中無休
□料金 : 大人800円、子ども500円
□アクセス :
・東部鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」からより日光市営バス川俣・女夫渕(めおとぶち)温泉行き利用で、終点の女夫渕に下車
・今市ICから車で女夫渕まで車で1時間20分
→女夫渕到着後は、徒歩1時間20分の「ハイキングコース」にて移動
※混雑回避のため、送迎バスは宿泊者のみ
□脱衣所 : 男女別
□HP : http://www.naf.co.jp/Kaniyu/onsen.stm

【栃木】塩原温泉郷 寺の湯

塩原温泉郷 寺の湯は、那須塩原にある「塩原温泉郷」のひとつです。塩原温泉郷とは、小さな温泉をまとめた総称で、温泉ひとつひとつは小さいものの、移動しながらさまざまな温泉を楽しむことができます。その中の「寺の湯」は、脱衣所も男女共同の混浴温泉です。塩原温泉の新湯である乳白色の温泉が有名で、脱衣所の入り口にあるボックスに300円を入れて温泉を楽しみます。

  • 日帰り 混浴 塩原温泉郷 寺の湯

    塩原温泉郷 寺の湯 (画像は秘湯にごり湯の宿「渓雲閣」公式サイトより)

塩原温泉郷 寺の湯

□住所 : 栃木県那須塩原市塩原675-9
□営業時間 : 7:00~18:00
□定休日 : 不定休
□料金 : 300円
□アクセス : 西那須野塩原ICより車で30分/那須塩原駅からバスで65分
※車で移動する際には、一部通行止めルートがあるため、ご注意ください (2019年7月8日時点)
□脱衣所 : 脱衣所男女共同
□HP :
・厳選遺産 塩原温泉郷 : http://www.siobara.or.jp/viewhigaeri.htm
秘湯にごり湯の宿「渓雲閣」http://www.keiunkaku.com/about.html

【まとめ】休日は混浴温泉へ

以上、日帰りで行ける混浴温泉をご紹介しました。混浴温泉は、自然に囲まれた場所も多く、広々とした温泉でゆっくりと疲れを癒やすことができます。カップルや夫婦など、ふたりきりで温泉に行きにくかったかもしれませんが、混浴温泉を使えば一緒に温泉を楽しむこともできます。水着や湯浴み着などを着用して入ることができる混浴温泉もあるので、ぜひ、混浴温泉に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ただし、自然に囲まれているが故に、アクセスする方法は季節によって異なることも。足を運ぶ際には、事前にHPで確認したり電話したりして、その時々の最新の情報を掴むことをおすすめします。

【おまけ】「電車で日帰り」のおすすめ旅行スポットを紹介!

今回ご紹介したスポットは山奥であったり、公共交通機関から離れていたりと、車で移動する必要がある場所が多くありました。そこで、コチラの記事では「都内から電車で行けるスポット」をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

休日は電車で一人旅! 東京駅発の「日帰り旅行」おすすめスポット20選

それでは、良い休日を!