舞台『フローズン・ビーチ』の公開稽古が2日に都内で行われ、鈴木杏、ブルゾンちえみ、花乃まりあ、シルビア・グラブ、鈴木裕美が登場した。

  • 前列左から鈴木杏、ブルゾンちえみ、花乃まりあ、シルビア・グラブ。後列、鈴木裕美

シアタークリエ連続上演シリーズ『KERA CROSS』の第1弾となる『フローズン・ビーチ』は、ケラリーノ・サンドロヴィッチが1998年に作・演出を担当し、劇団「ナイロン100℃」公演として新宿・紀伊國屋ホールで初演された。女性同士の心の機微を描く密室劇の傑作として第43回岸田國士戯曲賞を受賞したナイロン100℃の初期代表作とも言われている。大西洋とカリブ海の間に浮かぶリゾートアイランドにある別荘の一室で繰り広げる女たちの姿を描く。

いつものメイクとの違いを指摘されたブルゾンは、「よく気づきました! ブルゾン感を残しつつ、ブルゾンでもいけないという」と苦労を明かし、本番では「これより薄くなるかもしれないけど、(稽古では)一応これくらいにしてみた」とメイクの塩梅について語る。

さらに鈴木裕美は「稽古場にも、”ブルゾン”で来て、”ちえみ”で帰っていくときがある。仕事が終わってフルメイクでやってきて、すっぴんで帰っていくから、来たとき違う人」と笑い、鈴木杏は「こないだは、帰りの車の中でメイクを落としてた」と暴露した。

舞台初挑戦となるブルゾンについて、鈴木杏は「なんとも言えない面白さがある。真剣にやってればやってるほど、面白すぎて破壊されちゃう。笑っちゃって稽古にならない瞬間があって、これをどうやって本番までに克服していけばいいのか」と課題を感じている様子。

またブルゾンは、演出の鈴木裕美について「文字だけじゃ気づかないことがある。4人同時にガチャガチャやってることを読み解く、同時に大音量で演奏してるものの楽器を聞き分けてるというか」と驚きを表す。体調不良で降板となった朝倉あきの代役を務める花乃は、途中参加となったが「できるようになるまで絶対に続けてくださる方なので、正直に頑張りたいと思っています」と演出に感謝していた。

「現在の点数は?」と聞かれたブルゾンは、「35億点……と言いたいところですけど、本番までに35億点になれるように頑張りたいです」と真剣に回答。周囲から「何点満点!?」とつっこまれていた。

舞台『フローズン・ビーチ』は、7月12~14日(プレビュー公演)に神奈川・社のホールはしもと・ホール、7月25日に新潟・長岡市立劇場 大ホール、7月28日に福島・いわき芸術文化交流館アリオス 大ホール、7月31日~8月11日(8月5日は休演)に東京・シアタークリエ、8月16~18日に大阪・サンケイホールブリーゼ、8月21日に静岡・静岡市清水文化会館マリナート、8月23日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、8月28日に高知・須崎市立市民文化会館 大ホール、8月31日に高松・レグザムホール(香川県県民ホール)小ホールにてそれぞれ公演される。