乳がんを宣告された中京テレビの恩田千佐子アナウンサーを追った、日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’19「私…がんになりました。アナウンサーの乳がん闘病記」』(中京テレビ制作)が、きょう23日(深夜1:25~)に放送される。

  • 手術後の病室で娘(左)と対面する恩田千佐子アナ

恩田アナは、夕方のニュース報道番組のメインキャスターを務め、地元では誰もが知る人気アナ。病気で夫を亡くし、2人の子供を育てるシングルマザーでもある。

そんな彼女は、2017年10月に乳がんと宣告された。大切な子供たちはどうなるのか、アナウンサーとして仕事を続けられるのか、さらに、どんな手術を受けるのか、放射線や抗がん剤治療は、仕事はいつまで休むのか…数々の不安を抱えながら、決断したのは、自身の闘病を通じて乳がんについて知ってもらうことだった。

番組では、恩田アナが息子へ病気を告知する瞬間や、担当番組『キャッチ!』での視聴者への病気の報告、さらに、手術の様子や、そこで発見された転移を告知される瞬間、治療をめぐる葛藤、番組復帰をめぐる社内での人事とのやりとりに至るまで、闘病から復帰への一部始終を記録。恩田アナが自らナレーションを務め、がん治療の現状を伝える。

  • 手術中の様子

  • 手術から1年後に娘とランチ

  • キャスター席の恩田アナ