松崎祐介(ふぉ〜ゆ〜)、佃井皆美、林翔太(ジャニーズJr.)が19日、東京・シアターGロッソで行われる舞台『デルフィニア戦記〜獅子王と妃将軍〜』の公開ゲネプロ前に取材に応じた。

  • 左から林翔太、松崎祐介、佃井皆美

同作は、茅田砂胡による代表作「デルフィニア戦記」シリーズを舞台化。2017年1月に『デルフィニア戦記~第一章~』、2018年12月に『デルフィニア戦記~動乱の序章~』が上演され、今回はその続編となる。国王ウォル(松崎)と妃のリィ(佃井皆美)の婚礼のただ中に届いた隣国タンガからの宣戦布告から、戦火が広がっていく。

前回から半年での続編上演に、松崎は「実現もできて、感無量でございます」としみじみ。リィの侍女・シェラ役の林は「かわいくなった」と指摘され、「前回から女子力をあげようと思って、人生初のネイルをして」と告白する。「めちゃくちゃ恥ずかしかったですけど、行ってきました。いいですね、気持ち上がりますね」と照れ笑いを浮かべ、佃井も「本当にかわいいです」と太鼓判を押した。

今回はワイヤーアクションもあるというが、松崎は「飛びます。羽生結弦超え、トリプルアクセルよりいかに回るか」と大きく出る。さらに「『Endless SHOCK』の(堂本)光一くんのような立ち姿というか。かっこいいじゃないですか、どこを見ても。それを超えます。堂本光一を超えます」と宣言。「目標は高く、根は深く」と言いつつ、「光一くん見ないでね」と弱気もみせていた。またこれまでは「つけたりとったりの側」とワイヤーをサポートしていたが、「今回は飛ぶ」と力強く語った。

アクションについては、これまでシリーズ全作に出ている佃井が「一番多いんじゃないですか。本当にいろいろ積み込まれているので、見応えはものすごくあると思います」と自信を見せる。貫禄が出たと褒められた松崎は「全部脱いだらただの松崎ですから。稽古場ではウォル崎さんと呼ばれてます」と明かし、レポーターの「ウォル崎さん、がんばってください」という言葉を背に退場していった。

(c)茅田砂胡(C★NOVELS/中公文庫)・ 舞台 「デルフィニア戦記」 製作委員会2019