声優・野村香菜子と田村奈央をパーソナリティに4月からスタートした番組『のむたむらんど♪』。テーマパークの経営者となったふたりは無一文のため、部屋は黒いカーテン、衣装はスウェット姿、机はダンボールと貧乏生活。様々なアトラクション(コーナー)を行い、テーマパークを盛り上げ、かぶぬしさんやおおかぶぬしさん(リスナー)からのコメント数によってテーマパークをグレードアップさせるという視聴者参加型の番組となっている。
今回は、野村と田村にインタビューを実施。これから『のむたむらんど』をどう経営していくのか。そして、ふたりのプライベートについて迫った。
■素で生きているふたり
――とうとう『のむたむらんど』が開園しました。野村さんと田村さんの組み合わせって結構、意外だなという印象なんですよ。
野村 私たちは『アイドルマスター ミリオンライブ!』で共演しているんですけど、あまりステージやイベントで一緒になることはなかったんですよ。でんちゃん(田村)については「面白い子がいるな」というイメージだけはあったんですけど。
田村 ちゃんと話すようになったのって、ここ最近な気がする。
野村 打ち上げとかで会ったときに「どうもー」って挨拶をするくらいだったよね。
――急接近するきっかけは?
田村 去年の『ミリオンライブ』のニコ生かなあ? そのときにちゃんと話して、ツーショットも撮ったんだよね。
野村 そうそう。たまたま服装がかぶっていて、一緒に写真を撮ったんだよね。
――仲良くなる前のお互いについてのイメージは? 先ほど野村さんは、田村さんのことを「面白い子がいる」と言っていましたけど。
野村 絶対、私と同じ人種だと思ったんですよ。最初はなんでみんなから「でんちゃん」と呼ばれているんだろうと思っていました。田村の「田」なんだね。
田村 そう。中学のときの先輩から「でんそん」と呼ばれていて、それがはじまりだったの。
野村 でんそん!?
田村 大学に入ってから、まわりと差別化をはかるために、自ら「でんちゃんって呼んでください」って言うようになりました。
――田村さんから見た野村さんのイメージはいかがでした?
田村 まわりから雑な扱いを受けているな、と。
野村 あははは。
――やはりそこなんですね。
田村 なんでファンのみなさんは「野村ァ」と呼び捨てにしているんだろうと思っていたんです。でも、仲良くなるごとに「なるほど」って。
野村 思われちゃった、私。
田村 それくらいフランクな感じで接してくれて、気取らない感じがあるので、そりゃ「野村ァ」って呼ばれるわ~って。
――親しみやすいんですね。
野村 あんまり褒められなれてないから照れてしまう(笑)。
――お互い最初に抱いていたイメージからはズレてないですか?
野村 全然変わんないですね。
田村 ね、基本的には。素で生きています。
■共通点は散歩や舞台鑑賞
――おふたりでもよく遊びに行かれるんですか?
野村 最初は仲間内で脱出ゲームにハマッていて、そこにでんちゃんや私がいたっていう感じでしたね。ふたりで遊ぶようになったのも最近だね。美味しいりんごのパンケーキを食べにいきました。
――以前、桐谷蝶々さんと平山笑美さんにお話を聞いたとき、よく脱出ゲームで遊びに行くメンバーとしておふたりの名前が挙がっていました。ふたりではどういった会話を?
田村 まったく覚えてない……。
野村 全然覚えてないね。
田村 私は自分からしゃべるタイプじゃないから、話を聞いているはずなんだけど。生産性のない会話をしていると思います。
野村 私も人の話を聞いていないんだろうな(笑)。『のむたむらんど』で話しているときと同じ感じだよね。記憶が飛んでいるので。あ、でも将来について語りあった記憶はあります。
――共通の趣味とかはありますか?
野村 ふたりのプロフィールの趣味欄には「散歩」ってあるんだけど、地味ね。もっとないかな。
田村 うーん、私は神社めぐりとか。
野村 あー、私も好き。御朱印は集めてないけど、でんちゃんは集めていたよね。あとは……温泉? 温泉行きたい……。
――願望が漏れてきました。
田村 お互い映画とか舞台を観るのが好きだよね。
野村 あ、そう! 以前、大竹しのぶさん主演の『ピアフ』という舞台を観に行ったら、後日でんちゃんがTwitterでも観たって言っていて。
田村 舞台鑑賞はふたりとも趣味かも。『ピアフ』はシャンソン歌手のエディット・ピアフをテーマにした舞台だったんですけど、画面に命日である10月10日が大きく映し出されたのを覚えています。10月10日は私の誕生日なんですよ。