JR東日本は4日、これまで磁気券のみの発売となっていた「都区内パス」などの1日券について、9月1日から「Suica」でも利用できるようにすると発表した。

  • 「都区内パス」など「Suica」でも利用可能に(写真は山手線E235系)

新たに「Suica」で利用できるようになるお得なきっぷは、「都区内パス」「ヨコハマ・みなとみらいパス」「鎌倉・江ノ島パス」と、9月1日にICカード専用きっぷとして発売する「のんびりホリデーSuicaパス」の4種類。これら各きっぷで設定されたフリーエリア外に乗り越した場合、チャージ残高から自動精算を行うため、よりスムーズに利用できるようになる。

新たに発売される「のんびりホリデーSuicaパス」は、東京都内とその近郊に設定したフリーエリア内において、快速・普通列車の普通車自由席が「Suica」で1日乗降り自由。JR線の他にりんかい線と東京モノレールも利用できる。特急券・グリーン券などの別途購入で、特急列車や普通列車グリーン車などに乗車可能となっている。

発売額は大人2,160円、小児1,310円。発売日・利用開始日はともに2019年9月1日。土休日および12月29日から1月3日まで利用でき、発売期間は2020年3月31日までとなる。