広島電鉄は「路面電車の日」(6月10日)に合わせ、毎年恒例の「路面電車まつり」を6月9日に開催する。大正形電車やハノーバー電車など珍しい車両をはじめ、最新の5200形「Greenmover APEX(グリーンムーバーエイペックス)」も展示される。

  • 6月9日に開催される「路面電車まつり」にて、新型車両5200形「Greenmover APEX」の展示も

展示車両は運転席での記念撮影もできるとのこと。普段は立ち入れない車庫や変電所の施設も特別公開され、ピット内に入り、超低床車両と在来車両の床下を見学できる。運転士の養成所も見学可能。運転士が普段行っている訓練内容を体験できる。

その他、コントローラーを使って鉄道模型を走らせる「鉄道模型運転コーナー」、当日限定の来場記念スタンプ押印コーナー、記念品がもらえる電車クイズ(小学生以下対象)、好きな電車の絵を描く写生大会など、さまざまな体験を用意。「体験電車」は10時45分、12時45分、14時15分の3回運行され、運転士の養成や研修内容を体験できる。参加対象者は小学生とその家族(最大4名)とされ、1回あたりの定員は30名。各回開始30分前から抽選券を配り、当選者のみ参加できる。

「減らそう犯罪」PR電車である「モシカ号」を幼児休憩所として開放し、車内で絵本の読み聞かせも。絵画電車「ろでん号」の車内において、昨年の路面電車まつり写生大会の入選作品が展示される。