フジテレビ系『ひとつ屋根の下』シリーズで福山雅治と兄妹役を演じた女優の大路恵美が、9日に放送される福山主演のTBS系日曜劇場『集団左遷!!』(毎週日曜21:00~)の第8話にサプライズゲストとして出演することが3日、明らかになった。

  • 福山雅治と大路恵美

    福山雅治と大路恵美

先週2日に放送された第7話から、物語は第2章へと突入。本部VS支店という構図で描かれた第1章「蒲田編」では、 片岡洋(福山)たちの頑張りも虚しく、残念ながら蒲田支店は廃店となってしまった。そして本部の融資部へ異動となった片岡を待ち受けていたのは、さらなる巨大な試練だった。専務に出世した横山輝生(三上博史)とのバトルが、三友銀行全体を巻き込んだ大スキャンダルへと発展していく。第2章で繰り広げられる片岡と横山の直接対決。銀行本部を舞台にした、互いの正義を懸けた手に汗握る心理戦が繰り広げられる。

そしてこのたび、6月9日放送の第8話に大路恵美がサプライズゲストとして出演することが決定した。大路が演じるのは、横山専務と深い関わりを持ち、彼のもう一つの顔を知る三友銀行日本橋支店支店長・金村勇二(川原和久)の妻役。不正融資疑惑を調査中の片岡は金村の家を訪ね、玄関先で応対した彼女と言葉を交わす。

2人の共演は『めぐり逢い』(1998年・TBS)以来、実に21年ぶり。そして福山と大路といえば、90年代の大ヒットドラマ『ひとつ屋根の下』(1993)、『ひとつ屋根の下2』(1997)で演じた兄妹役が印象深いだろう。今回、“チイ兄ちゃん”と“小梅”の時を越えた夢の顔合わせが実現する。平成から令和へ、時を越えた2人の共演シーンに注目だ。

大路は「福山さんと共演するのは、『めぐり逢い』以来21年ぶりですが、私にとっては今も変わらず、チイ兄ちゃんです。撮影中も『チイ兄ちゃん!』とずっと呼んでいました。撮影現場では、話しても話しても会話が尽きず、今でも兄と妹のままでした。福山さんは人間力がさらに増していて素敵でした」と福山との再共演を楽しんだ様子。

また、「15歳の時、初めて連ドラに出演することになり上京したのですが、(そのドラマで共演した)香川照之さんとお会いするのは、その時以来30年ぶりで。『元気だったか?』『どうしてる?』など気にかけていただき、この日は2人の兄に再会出来た感じで、本当にうれしかったです」と振り返り、「福山さんが演じる片岡さんは、誠実さや熱血さ、そして福山さんがお持ちのピュア感も出ていて素敵です。再会したうれしい気持ちも込めて演じましたので、楽しんでいただければと思います」と語る。

福山も「僕にとっても大路恵美さんは変わらず小梅です。久しぶりにお会いしましたが、撮影現場では、懐かしい色々な話をすることができてうれしかったです。相変わらず守ってあげたくなる存在で、『小梅は変わらないな』と思いました。20数年経った今でも、あの時流れていた時間は、僕にとってとても大切なものだと感じました」と再共演を喜び、「大路さんとの共演シーンをはじめ、本部へと舞台を移した第2章『集団左遷』、ぜひお楽しみください」と呼びかけている。

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